ナンピンの正しいやり方

トレードテクニック

 

 

 

「ナンピン」は正しいやり方でできていますか?

 

ナンピンをたくさんしてドカーンと負けているトレーダーは少なくないと思います。

 

ナンピンというのは、リスクヘッジではなく、利益を大きくするというのが目的です。

 

「利益を大きくする」というのが目的という事は、攻めのトレードですよね?

 

攻めのトレードをすると、守りが薄くなるのは当然です。

 

つまり、ナンピンをする際はリスクヘッジをちゃんとして下さい。

 

ナンピンで利益を拡大しますが、勘違いして欲しくない事が1つあります。

 

1万通貨を逆行10pips間隔で5回エントリーして、「5万通貨になるから利益が大きくなる」と思っている方が多いかもしれません。

 

これは間違った考え方なので危険トレードです。

 

逆行10pips間隔でエントリーした場合、1番最初のエントリーと1番最後のエントリーとの差は50pipsあります。

 

ナンピンをすることで、+50pips得をするというのが本当の考え方です。

 

ユーロドルの4時間足チャートです(‘ω’)ノ

 

エリオット波動理論で言うと、「第2波は第1波の安値(高値)を更新する事はない」というルールがあります。

 

つまり、損切りラインはピンクのラインにしておくと、カウントさえ正しければ絶対損切りにかかりません。

 

ピンクのラインを割れば、それは「第2波ではなかった」という事なので、分析間違えという事で損切りをすべき場面です。

 

なので、ピンクのラインが損切りラインという事になります。

 

ロング①~⑤は全て損切りラインはピンクのライン割れにします。

 

第2波と思ってトレードしているので、第2波だった場合には絶対ピンクのラインは割らないので!(^^)!

 

これがナンピンのエントリーの仕方です。

 

そして、ロング⑤までエントリーして、上昇していった場合、ロング④から順番に建値か少しプラスになった時点で決済していって下さい。

 

最後に残るのはロング⑤だけにして下さい。

 

上がらずに、ロング①~⑤までエントリーしてピンクのラインを割ると全て同時に損切りになるので、ポジションサイズには気を付けて下さい。

 

①が1万通貨、②が2万通貨、③が3万通貨・・・といったように、損切りラインに近づくほどポジションサイズを大きくして下さい。

 

ナンピンをする事によって、通常ポジションサイズより必ずポジションサイズが大きくなっているので、①~④は利益を求めず+1pipsでも良いので、決済して下さい。

 

ナンピンというのは、「確実にトレンドに乗れるようにする」という事と「良いポジション取りをする」というのが目的です。

 

ポジションサイズを大きくして平均エントリーレートを上げるのが目的ではありません。

 

そして、攻めのトレードなので、損切りライン・ナンピン後の決済というのは確実にして下さい。

 

ナンピンをして、損切りをせずに、いつまでも逆行させているのは最悪です。

 

ポジションサイズが大きくなっている分、強制ロスカットにもすぐなっちゃいます。

 

必ず損切りラインを決めた上でナンピンをして下さい!(^^)!

 

タイトルとURLをコピーしました