話を聞いてくれる人を大切に

 

 

 

皆さんは「話を聞いてもらえただけでラッキー」と思った事はありますか?

 

自ら進んで行動を起こすことは、人間関係を築いていく時にも必要です。

 

もし、独立したいと思ったり、新事業を立ち上げたいと考えたりした時、最初に何をしますか?

 

大半の人は、周囲の親しい知人や家族に相談すると思います。

 

それも自ら進んで相談を持ち掛けると思います。

 

自分の心の中、つまり本音を知っているのは、その時点では自分ひとりだからです。

 

そして相談してみた結果、知人や家族から返って来る反応は、色々あると思います。

 

この反応を大別すると「賛成」「反対」に分かれます。

 

「賛成」されたら、新しいアクションを起こす為の背中を押されたようなものですから、ますます自分の考えに自信を持ち、実際に行動に移すだけだと覚悟が決まると思います。

 

ですが、「反対」されたらどうするのか?というのがポイントです。

 

「反対」されると決心が揺らいだり、迷いが生じたりしますよね?

 

その「反対」した相手が親しければ、なおさらショックは大きいと思います。

 

しかも、たくさんの方々に相談した結果、「反対」する人数の方が多ければ、ますます自信を失い、自分の考えに疑問を持ってしまうようになります。

 

それでも、いくら反対が多くても、私は「話を聞いてもらえただけでラッキー」と思うようにして下さい。

 

話を聞いてくれたというのは、私が話そうとする内容に興味を持ってくれていたからです。

 

興味が無いと、「また今度」と軽くあしらわれたり、話をしている最中も上の空で聞いていると思います。

 

そして「賛成」「反対」どちらでも、自分の意見を話してくれたという事は、自分の話を真面目に聞いて、真面目に考えてくれた結果です。

 

その点だけで見れば、この相手は十分に自分の味方なんです。

 

味方をしてくれいるという事は、現在でなくても何かのタイミングで救いの手を差し伸べてくれる可能性が残されています。

 

話を聞いてくれなかった人、真面目に対応してくれなかった人に、この可能性を求めても空振りに終わる可能性が高いです。

 

こういった理由から、私は反応が「賛成」でも「反対」でも、話を聞いてくれた人に対しては感謝の気持ちを抱きます。

 

また、現在は「反対」という人も、状況が変われば「賛成」に回ってくれるかもしれません。

 

そうならなかったとしても、環境次第で助け舟を出してくれる可能性があると思えば、感謝の気持ちが芽生えると思います。

 

なので、私は「話を聞いてもらえただけでラッキー」と思えます。

 

「賛成」が1000人いれば、「反対」も1000人います。

 

自分から話しておいてというのはありますが、あまり細かく賛成も反対も気にしなくて良いんです。

 

真剣に聞いてくれる人は大切にして下さい。

 

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