皆さんは自分の意志で生きていますか?
世の中には色んな環境で育った人がいます。
すべての人が良い環境で育てれば、それに越したことはありませんが、残念ながらそうもいきません。
幼い頃から厳しい環境で育った人も少なくないと思います。
不幸な環境が原因で、拗ねてしまう人もいれば、逆にその経験を糧にして立派に育つ人もいます。
私はここについてよく考える時期がありました。
「外的要因」→「反応」、この間に、「選択」というものが存在するという答えに辿りつきました。
例えば、「君はダメな人」と言われたとします。
多くの人が凹むと思います。
ですが、凹む前に「選択」が入ります。
「君はダメな人」→「そうですよね」(選択)→「凹む」
これに対し、
「君はダメな人」→「そんな事言われる筋合いがない、ダメかどうかは自分で決める」(選択)→「そんな言葉は無視」
という感じになります。
こう考える事によって、自分の意志で人生を切り開くことに繋がってきます。
これは受動的思考と能動的思考の違いです。
日本人の大半が受動的思考です。
受動的思考の特徴は、
「天気や周りの人の言葉に左右される」「嫌なことがあると、相手のせいにする」「文句を言う」「相手を攻撃する」「マイナストークが多い」「人に依存する」「人が何かしてくれるのを待つ」
上記の考え方をします。
逆に、能動的思考の特徴は、
「何が起きても、変わらず自分の価値観に基づいて行動する」「雨が降っても心は晴れ晴れ」「嫌なことがあっても立ち直って歩き始める」「人のせいにしない」「良い意味で、人は人・自分は自分と割り切る」「ご機嫌」「プラストークが多い」「自分の力で人生を切り開こうとする」
どちらの思考の人生が自由で楽しそうか分かりますよね?
自分の身に何が起きるかではなく、能動的思考で生きるか、受動的思考で生きるかで、人生はこれだけの違いが出ます。
幸せに生きたり、自由に生きたりの選択の決定権は、他の誰でもなく、自分の手の中にあります。