時間で稼ぐのは限界がある

 

 

 

収入が増えない人に共通している事があります。

 

それは「お金に対して受け身の立場」という所が共通していると思います。

 

常に誰かの下に居て、自分が提供する役務の対価としてお金を頂く。

 

この形が当たり前だと思っていると、大半の人はいざお金を稼ごうと思っても、時給を上げる事か、仕事を掛け持ちする事しか思いつかないと思います。

 

新しい働き方を導入している企業等では例外はありますが、基本的には正社員でもアルバイトでも、時給で働く行為は自分の「時間」を雇用主に売っているという事になります。

 

スキルや役職が上がれば時給が変わりますが、「時間を売る」という収益モデルである事には変わりありません。

 

これは、一部の自営業の人にも言えます。

 

エンジニア、デザイナー、コンサルタント、ライター等として独立しても、案件毎に決まった報酬を頂いている限り、商品は自分の時間です。

 

睡眠時間を削って毎日頑張っても年収には限度があります。

 

もっと言えば、小売りや飲食店のオーナー店長も、自分が動かない限りお金が生まれないのであれば、時間売りの枠を飛び越えていません。

 

FXで私がスキャルピングトレードをしないのも同じ事です。

 

スキャルピングトレードはパソコンに張り付かないといけないので、時間を売っているのと同じなんです。

 

私はお金にお金を稼いでもらうのが投資だと思っています。

 

時給で稼ぐ行為にはデメリットが3つあります。

 

最大のデメリットは、商品が自分の時間である限り、売り上げに上限がある事です。

 

仮に、時給3000円の仕事を1日12時間、休まず続けたとしても年間1314万円です。

 

多いか少ないかは置いといて、上限が見えているという事がポイントです。

 

2つ目のデメリットは、時間を売りすぎると機会損失の恐れがあるという事です。

 

自己投資や人脈構築の時間にあてていれば、もっと収入が増えるかもしれないのに、仕事に追われているとそういったチャンスを逃す可能性が高まります。

 

最後のデメリットは、時間売りのマーケットは得てして買い手市場なので単価が安いという事です。

 

安い海外の労働力やAI(人工知能)の発達でマーケットそのものがなくなる分野も出てくる可能性があるという所です。

 

ここから状況を打開するために一攫千金を狙う人もいます。

 

レバレッジを最大まで効かせたFXでのトレード、身近ではパチンコや競艇、競馬、宝くじ。

 

これで1回うまくいったとしても、再現性が無ければ意味がありません。

 

私がいつもお金を稼ぐ上で考えているのは、「いかに自分の時間を売らないで済むのか」という所です。

 

私はFXのトレード以外にも色々なビジネスをしています。

 

FXのトレードも時間を使わないスイングトレードにしていますし、他のビジネスもとにかく私が時間を使わずに「不労所得」という形の収入を目指して考えています。

 

多くの人は、時間でお金を稼いでいます。

 

少しお金を持っている人は、運でお金を稼いでいます。

 

経営者と言われる人たちは、仕組みでお金を稼いでいます。

 

FXのトレードだけをしているFX専業トレーダーって意外と少ないです。

 

私もFXのトレードだけで生活していた時期もありますが、「本当にこのままで一生生活できるのかな?」って不安になります。

 

皆さんもFX専業トレーダーになって、時間もお金もできたら、できる事が増えるので、人生のリスクヘッジをしていって下さい。

 

 

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