皆さんは「隣の芝は青く見える」という言葉を聞いた事がありますか?
これは言い換えると、「近くの人のものは良く見える」「近くの人の成功を素直に喜べない」という生き物だと言っています。
これも人間の習性です。
地球の裏側に居る人が3億円の宝くじを当てたとしても、「ラッキーな人もいるなぁ~」で済むと思います。
ですが、そのラッキーな人が隣で働いている同僚、友達だとそわそわすると思います。
大事な事をお伝えします。
成長の道を歩き始める時、1番気を付けないといけない存在は、近くの同僚・同級生・友達・幼なじみ等、何もない頃から自分の事を知っている人です。
身近であればあるほど、その人の変化というのは受け入れがたい心理が働きます。
例えば、最近ではインスタグラムでリア充な友達の楽しそうな姿を見て、複雑な気分になってしまったりするような事です。
自分が心から幸せな状態で居れない時に、そんなものを目にしたり、聞いたりすると、心は穏やかではいられなくなります。
私たちはそんな小さな部分も持った人間なんです。
この引き下げの心理は誰もが持っています。
という事は、裏を返せば、自分が近い誰かに妬みのような悪口を言われたりするようになったとしたら、自分自身が変わり始めた証拠です。
自分に非があれば、その時の行いは正した方が良いですが、心当たりがなくて人に後ろめたい事が無いときは、それは自分が前進し始めたサインです。
「愛の裏側は無関心」というマザーテレサさんの名言があります。
この言葉から分かるように、本当に関心を持たれていないと、その人は何とも思いません。
悪口を言うのも、心理的に見ると、興味があるという事です。
その興味が自分を刺激しないものなのか、悪口や抵抗なのかの違いです。
根底は全て自分への興味でしかありません。
なので、あまり気にせずに前進していって下さい。
そんな悪口などが聞こえてこない所まで突き抜けてしまえば良いです。
悪口をたくさん言われるのは、本当に自分への興味なので、「こんなに興味持たれて人気者だ」と思って下さい。