貧乏脳の人は、嫌うのが嫌いです。
なので、本当に嫌っているものでも、それを遠ざける力が弱いです。
やりたくない事を頼まれても断れずに「いいですよ」と引き受けたりします。
場合によっては、やりたくないのに「是非、やらせて下さい」と言うなど、自分の心に一日中嘘をつきながら生きています。
成功脳の人は好き嫌いがはっきりしています。
「私はこれが好き」「私はこういうのは嫌い」とはっきりしているので、判断も決断もはっきりしています。
だから、物事が前に進んでいくんです。
また、だからこそ反感や敵を生むこともあります。
貧乏脳の人は正しいかどうかをネチネチ気にして、独特な心のジメジメした暗い感じをかもしだしています。
正しいとか悪いとかグチグチ言うわりには、行動しないのが貧乏脳の人です。
つまり、判断力がもの凄く低いという事です。
正しい・悪いを気にして、自分が何が好きで何が嫌いかも分かっていません。
どっちでもいい事ばかりを気にして、心がすごくぼんやりしています。
結局、何が正しいのかの見識もなく、誰かに言われた事を他人にも押し付けているだけです。
貧乏脳の人は、とにかく自分の命を粗末にしています。
私達は日々自分の命を使っているはずですが、どうでもいい事に命を使っています。
好き嫌いをはっきりさせて、好き嫌いを尖らせて、死ぬほど好きなモノと死ぬほど嫌いなモノに分けていく事は本当に大事なことです。
貧乏脳の人には、死ぬほど好きなことがありません。
死ぬほど嫌っていることもありません。
何かと言うと、ちょっと好き・普通・ちょっと嫌いがあるだけです。
この状態なのに、「やりたい事をやりたい」と口では言います。
どうして嫌うのを嫌うのかと言うと、多くの人は対立を恐れているからです。
ですが、対立を恐れていると、非理想の排除ができなくなります。
だから、生きる力も自分の理想を実現する力も弱くなってしまうのは当然なんです。
そういう中途半端な世界から出たい人は、自分が死ぬほど好きな事はなんなのか?
本当に心からやりたい事は何か考えて下さい。
そして、それ以外のことは全て「死ぬほど嫌い」に分類してしまっても良いです。
なぜなら、自分の命を使うには値しないからです。
「FXでたくさんお金を稼いで豪遊する」というのが死ぬほど好きな事でも良いです。
これが死ぬほど好きな事だった場合、お金を稼ぐという事しかしなくなるので、自然と成功していきます。
1日に24時間というのは皆平等なので、どこに時間を使うのかよく考えて下さい。
死ぬほど嫌いな事に大切な時間を使うのか、死ぬほど好きな事に時間を使うのか。
よく考えて下さい。