FXで勝つ視野

 

自分の可能性を広げる時、全ての行程が思い通りにいくわけではありません。

 

回り道や納得がいかない状況に直面する事もあります。

 

こうした問題に直面した時、ストレスを抱えやすい人たちは、発生した1つ1つの状況に真正面からぶつかってしまう傾向があります。

 

特に根が実直な人は、過剰反応を示しがちです。

 

私も矛盾だらけの世の中に憤りを感じて、嫌な経験をしたことがあります。

 

なので、純粋であるがために悩んでいる人の気持ちも分かります。

 

そういう人たちが壁にぶつかって悩んでしまうのは、物事の解釈が固定的なためです。

 

例えば、サバンナでライオンがシマウマを食べていたとします。

 

ライオンの目線から見れば最高の日ですが、シマウマの目線から見れば最低の日です。

 

これが良い出来事か悪い出来事かを判断するのは自分の解釈です。

 

ライオンがシマウマを食べているという出来事に意味はありません。

 

悩んでしまう人は、シマウマの視点に固定されてしまいます。

 

解釈が固定されれば、関連して起きる出来事の意味も全てネガティブに固定されます。

 

すると、さらにネガティブな要素ばかりが見えてきます。

 

「悪い事は重なる」等と言いますが、それは自分の解釈と視点が固定されて、悪い事ばかりが目についているだけです。

 

人生では確かに悪い事が続く場合もありますが、それは確率で起きているだけであって、自分の人生を意味づけるものではありません。

 

私達は、因果関係がない事にも何かしらの意味を与えて、パターン認識しようとする生き物です。

 

ですが、そんな事をしても偏った解釈にしかなりません。

 

自分の可能性を広げるために必要なのは、「あるがままに見る」ことです。

 

自分の解釈を入れている時点で、私たちはすでに、物事をあるがままに見ていません。

 

裏を返せば「見えていない部分が沢山ある」という事です。

 

望ましくない状況に直面したら、まず自分の解釈から一旦距離を取り、その状況をあるがままに見て下さい。

 

すると、視野が広がり、状況を打破する方法が見えてくるはずです。

 

視野が広がると、頭が柔軟になります。

 

頭が柔軟になれば、テクニカル分析も上手になります。

 

テクニカル分析が上手になれば、トレードも勝てるようになります。

 

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