こだわりのない人がうまくいく

 

自分のやり方に過度のこだわりがない人は、変化に対して抵抗がありません。

 

自分のやり方に過度のこだわりがない人は、変化に対して抵抗がありません。

 

もちろん、これはどうでもいいという事ではありません。

 

ここで言うこだわりがない人は、人との接し方や仕事の仕方、努力の仕方などに自分のやり方が確立していて、なぜそのやり方をしているのかちゃんと説明できます。

 

そのやり方も、人の手本になるくらい立派です。

 

しかも、状況が変われば、もっと良いやり方があるのではないかとオープンな気持ちで考えれる人です。

 

そういう姿勢でいれば、良い話もどんどん来るようになります。

 

色々な人が前向きに助言してくれるようになります。

 

いつもより良い方向に変化して、改善し続けます。

 

「こだわりがない」という事と、「何も考えていない」という事の間には大きなギャップがあり、ちゃんと認識しておく必要があります。

 

こだわりがなければ、自分に考えがあっても、その時その時でベストなやり方をすることに躊躇がありません。

 

その都度、判断してより良い方、自分にフィットしそうな方を選ぶので、いつも気持ちよく、伸び伸びとしていられます。

 

ベストなやり方をする為にも、常に努力をし続けます。

 

もちろん、人に言われたから考え無しに意見を変えるという事ではありません。

 

自分の意見はもちろんあって、それ以上の案があれば躊躇なく変えることができるという意味です。

 

根拠がしっかりしているので、言うたびに違う意見になったりすることはありません。

 

自分の頭でしっかり考えて、その時その時のベストを尽くしているものの、より良い案があって納得すれば、躊躇なく取り入れる事ができます。

 

「納得すれば」という所が大切です。

 

不勉強で頭が固ければ、相手がまともな事を言っても納得できません。

 

いつまでも反論の為の反論をしたり、過剰な証拠や説明を求めたりしてしまいます。

 

納得する事を過剰に重要視するのではなく、自分が納得できるだけの準備と勉強をしているのかをまず振り返ってみて下さい。

 

金科玉条的に「納得」を求めるのではなく、自分のバランス感覚を鋭くして、磨き続ける事で、バランスの良い「納得感」を得る必要があります。

 

そうしないと、過剰な「納得」になってしまいます。

 

一方、何も考えていない場合は、こだわり以前の問題で、何が良いかどうかも特にないので、言われたままにやったり、やらなかったり、気分次第という事になってしまいます。

 

声の大きい人がいたらそれに合わせたりもするので、一貫した取り組みをすることは難しくなります。

 

何も考えていないというのは、全く何も考えていないレベルから、少しは考えるものの、よく分からなくてそこでやめてしまうレベル、少しだけ考えてちょっとは疑問は持つものの、それ以上は強く主張しない、主張できないレベル等、色々あります。

 

程度の差はありますが、考えていなければ世の中がどう変化しているのか、自分がどういう変化をしなければならないのか、イメージが湧きません。

 

人に言われて「なるほど」と思って、何かしようとはしますが、その人がまともに考えての結果か、何かの受け売りかもよく分かりません。

 

もしかすると、時代に逆行するアドバイスかもしれないわけです。

 

例えば、「AIなんかどうせただの箱だから、賢い判断なんか絶対できない。だから心配する必要ない」といった感じになります。

 

また、「ブロックチェーンって色々言われてるけど、詐欺とか不正が多いのはニュースにもなってる。あれは物にならない。私たちの経理の仕事がなくなるわけない」という気休めを聞かせてくれるかもしれません。

 

気休めは耳に心地よいので、「今のままでいいんだ」とすっかり安心しきって、せっかくの向上意欲に水を差されるかもしれません。

 

自分で世の中の変化を読み取り、どう変化していけば世の中をうまく渡っていけるのか考えて、時代に合わせた生き方をして下さい。

 

誰の情報を信じて、誰の情報が間違っているのかを自分で判断して下さい。

 

誰が味方で誰が敵かなんてその時にならないと分かりません。

 

全て何が起こるかは自己責任です。

 

だから、自分で判断する力が必要になります。

 

良い変化をし続けて下さい。

 

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