自信というのは、自分自身に対する肯定的な「解釈」や「思い込み」です。
私達は普段の生活でよく「自信が有る」「自信が無い」という言葉を口にしたり、耳にしたりします。
そもそも自信の有無を決めているのは、周りの人間ではありません。
自信の有無を決めているのは、自分です。
誰でもできるイメージがあれば、できると思えます。
反対にイメージができないと、行動の抑制に繋がります。
なので、私は「自信の有無」は情報の質と量からくる解釈だと思っています。
「自信が有る」と思えれば、何事にも積極的に取り組めるようになると思います。
反対に「自信が無い」と感じてしまうと、動き出せなくなります。
もし、自信が無いと悩んでいるのであれば、「どうして自信が無いのか?」を客観的に見つめて、思い込みをプラスに変える所から取り組んでみて下さい。
なるべく「できる」と思える要素がある情報に触れるように努めて下さい。
人間は思考の生き物です。
自分で自分の思考を創っていくという考え方が、自信を作る上では大切です。
自分の価値を決めているのは、自分自身だという事を理解して下さい。
「自信が有る」「自信が無い」という事はどちらも正解です。
これを決めているのは自分自身の解釈なので、どちらでも正解です。
自分が自分という人間をどんな風に捉えているのか?
その解釈は、生まれた時からのあらゆる物事に影響されています。
人間は言葉の分からない赤ちゃんの頃からでも、周りの情報が全て脳に記憶されています。
それが、深層心理で「自分の事を自分でどう見ているのか?」という自己イメージに影響を与えます。
つまり、プラスの情報に触れれば触れるほど、プラスの思い込みが意識下に記憶されます。
逆に、マイナスの情報に触れれば触れるほど、マイナスの思い込みが形成されていきます。
「仕事がきつい」「仕事に行きたくない」という言葉を子供の前で言っていると、子供は「仕事は辛いもの」だと認識するので、将来「働きたくない」とか「社会に出たくない」という風に思うのと同じ事です。
これは「仕事」という事に対してマイナスの情報に触れているので、マイナスの思い込みが形成されているからです。
「仕事は楽しい」「仕事に行きたい」という風にプラスの情報に触れさせれば、「早く大人になって働きたい」と思うはずです。
ただ、学校などでマイナスの情報に触れている子供の影響を受けてしまえば、マイナスの思い込みが形成されてしまいます。
人間というのはこれぐらい単純なんです。
自分の事を見つめて自分について考える人は、「何を信じたらいいの?」となります。
そう思うのであれば、私は「自分を信じたらいい」と思います。
子供だと、自分自身で環境を変える事が難しいかもしれません。
ですが、大人になれば、戦略的にプラスの情報を取り入れる事ができます。
もし「自信が無い」事があるとすれば、今まで生きてきた中で、その事に対する情報が不足しているか、マイナスの情報が多かったのだと思います。
そこから、マイナスの思い込みが作られてしまったのです。
今から高い自己イメージを持つのであれば、なるべく戦略的にポジティブな情報を入れて下さい。
そして、実際に成功・突破体験の質と量を増やしていくしか自信を培う方法はありません。
「できる」「できない」は他人が決める事ではなくて、自分自身が決める事だと理解して下さい。
今悩んでいる事に、自分がどういう解釈をしているのかを冷静に考えて、思い込みをプラスに変えていく取り組みを始めて下さい。
人生はその人の思考以上でも以下でもありません。
思考によって人生が大きく左右されます。
ナポレオン・ヒルさんの「思考は現実化する」というのはスピリチュアルでも何でもありません。
真実です。
理由は、行動の発生は思考から生まれるからです。
皆さんの人生は気付いていないだけで、思い通りにしかなっていません。
自分が諦めた時に、行動をやめていませんか?
自分がもう無理だと思った時に、行動を止めていませんか?
思考から行動が発生しているのは間違いありません。
つまり、思考が変わってしまえば行動が変わるんです。
行動が変われば人生はあっという間に変わっていきます。
何が本当に大切なのか、今一度よく考えて下さい。