結果が全て

 

皆さんは決めた事をその通りに実行していく事はできますか?

 

決めた事をその通りに実行していくのは、とても難しい事だと思います。

 

そこで、達成を積み重ねる為には、物事を長期的に捉える視点が大切になります。

 

そもそも、どうして人は決めた事をその通りに実行できないと思いますか?

 

それは、私たちが普段やろうとする事には、現実と理想のギャップがあるからです。

 

このギャップには「苦痛感情」が伴います。

 

人は、自分の考えている事がその通りに実現できれば、「快適感情」を得ます。

 

反対に、うまくできなかったり、簡単にはできなかったりするたびに「苦痛感情」を味わってしまいます。

 

苦痛感情を感じると、回避モチベーションが本能的に働いて、苦痛を避ける方向へと自然に向かってしまいます。

 

特に、自信が無い場合には、消極的になりがちで、上手くできずに苦痛感情を味わう回数も増えます。

 

その為、周りのせいにしたり、無力感に打ちひしがれたりすることで、苦痛から逃げる為の言い訳を無意識に作ってしまいます。

 

言い訳とは、できない理由を自分の中に作っていて、ストーリーのようなものです。

 

このストーリーに浸っていれば、本人は救われます。

 

苦痛ではなく、快適感情を味わう事ができるからです。

 

そこには、無責任さや甘えといった依存の心が強くあります。

 

この依存や甘えを断ち切らなければ、真の自立した人生の実現はありません。

 

目の前の楽に手に入る快適感情にばかり流されてしまう人生だからです。

 

そこで、「苦痛感情」と「快適感情」の関係を逆に利用してしまえば良いのです。

 

それが、長期的な視点で願望を膨らませて、目先の苦痛感情にぶつける方法です。

 

自信を形成する為には、成功体験を積み重ねて、できる自分を信じられるようになる事が必要です。

 

なので、むしろ苦痛感情を積極的に受け入れて、そこを乗り越えた自分をイメージして取り組んでいって下さい。

 

長期的な視点で自分の理想をイメージして、苦痛感情を感じたら、その先にある理想イメージから手に入る快適感情を想像してみて下さい。

 

苦痛感情は味わえば味わうほど、乗り越えた先には、なかなか味わう事のできない快適感情が存在します。

 

変わりたいと言っていても、本当に変わる人は全体の20%程度だと思います。

 

これは、残りの80%の人は、変わりたいと口にしながら、心の底からは思っていないという事を表していると言っても良いと思います。

 

つまり、80%の人間は「口だけ」という事です。

 

私は口だけの人間は信用できませんし、嫌いです。

 

人間不信とは違いますが、私は未来の自分の事を良いように言う人の事は「どうせ口だけ」と思って他人は見ています。

 

それで本当に実現したり、その言った未来に向かって努力し続けている姿を見て初めて「口だけの人じゃない」と私は認識します。

 

基本的には私は他人が言う目標などは「口だけ」と思っています。

 

私がこう思うのも、関わる人の80%~90%以上の人が口だけで終わるので、そう見るようになっても不思議ではないと思います。

 

簡単にブレて、快適感情に溺れて、なかなか自信を育てられないのです。

 

ですが、苦痛を味わうと学習という貴重な経験が蓄積されます。

 

学習によって成功の確率が高まります。

 

その分、自信も育まれやすくなります。

 

苦痛感情に打ち勝ち、大きな自信を手に入れる為には、人生に目的や理想を持って、長期的な視点で日々の達成を積み重ねていって下さい。

 

長期的な目線で物事を見ていると、失敗しても「まだ成功までの途中だから仕方ない」という風に捉える事もできます。

 

目的や目標を達成するまで、ずっと過程なんです。

 

過程でたくさん失敗しても、結果が出せればそれで良いんです。

 

過程でどれだけ上手くいっても、結果が出なかったら目的や目標の達成になりません。

 

長い目で見て、目の前の事で失敗しても過程なので良いんです。

 

結果が全てだという事を忘れないで下さい。

 

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