皆さんは本当にお金が好きですか？
「お金がない」「お金さえあれば、〇〇できるのに」「今月もピンチ。月末はいつもお金が足りない」
こんな風に、いつもお金についてボヤいたり、愚痴ったりしていませんか？
こういう人に聞きたい質問があります。
「お金のことが好きですか？」
多くの返答は、
「もちろん。でも、なんだか自分には、金運が無いみたい」
「当然。でも、今の仕事だとお給料が安いから仕方がない」
では、もう一度質問させて下さい。
「本当にお金の事が好きですか？」
再びこう聞かれて、気持ちがざわつく人もいると思います。
中には、なんとなく嫌な気分になった人もいるかもしれません。
「どうして、お金の事を何度も聞くの？」
「お金お金って、そんなに言わないで」
このお金に対する「感覚」が、その人の無意識レベルのお金に対する考え方や概念を、そのまま「表して」いるのであり、同時にその人の現在のお金の状況を、そのまま「現して」もいます。
最初の質問で、反射的に「もちろんお金は大好き」「いくらあっても欲しいくらいに好き」と思ったかもしれません。
ですが、その後に「でも・・・」とも思っていませんか？
その「でも」の後に続く思いが、その人のお金に対する本心であり、本音です。
「でも、自分には金運がなく、お金には恵まれないタイプだから、お金持ちになる事はできない」
「でも、給料の少ない仕事に就いているのだから、お金がなくても仕方がない。諦めるしかない」
自分自身がそういう風に思い込んでいるということは、実は「自分は、お金を手にしてはいけない」「自分は豊かになるべきではない」と言っているのと同じ事です。
なぜなら、「思い」はエネルギーであり、そう思っているという事は、常に自分で自分に暗示をかけている事に他なりません。
そのな人の所にお金が来るはずがありません。
つまり、「お金がない」と不満を言いつつも、そのお金を遠ざけてしまっているのは自分自身なんです。
お金は自分自身を映し出す鏡です。
つまり、極めて正直なものです。
お金が苦手なら、お金もあなたが苦手です。
お金が大好きなら、お金もあなたが大好きです。
また、あなたがお金の事を汚いものとして扱うのであれば、「汚いものは身近に置きたくない」という気持ちが働くのと同様、あなたの周りにお金は集まって来ないです。
お金の事を愛すべきものとして扱うのであれば、「自分の近くに置いておきたい」という気持ちが自然に働くように、お金は近くに寄ってきます。
お金との関係は、これだけシンプルで分かりやすいです。
目の前に置かれた鏡が、そのまま自分の全てを映し出すように、自分の考え方や生き方、習慣の全てが現実に目に見える形で、お金の状況を創り上げています。
だからもし、「お金が欲しい」「もっと豊かになりたい」と願っているのであれば、無意識のレベルで「お金が好き」「お金って素晴らしい」と言えるようにならなければいけません。
「でも、無意識なんて、どうやって変えればいいの？」
そんな疑問を持つ人もいると思います。
自分でも気づいていない無意識レベル、つまり潜在意識の中には、小さい頃から見てきた両親のお金に対する考え方や、育った環境で身に付いたお金に対する感覚などがしっかりと根を下ろしています。
そして、長い時間をかけて培われてきたお金に対する認識や価値観を変えるのは、一筋縄では難しいです。
だから、何が自分に「自分はお金持ちになってはいけない」とか「お金の事を言うのは、はしたない」という意識を根付かせているのかを、あぶり出してみると良いです。
お金に対する見方が変われば、「お金って素晴らしい」ときちんと声を出して言えたり、お金の話題をためらいなく話せるようになれます。
そうなれると、「お金をたくさん手に入れる事で、人生はさらに豊かになっていける」という意識が芽生えはじめると思います。
お金を稼ぐ喜びを知って下さい。
それを理解して下さい。
いつも言っていますが、思考が行動の源です。
お金が本当に好きなのであれば、お金が入ってくるように行動するはずです。
「服が欲しい」と思えば、お金で服を買いに行きます。
「ゲームが欲しい」と思えば、お金でゲームを買いにいきます。
お金はお金で買えません。
つまり、お金を手に入れる方法を知らないだけなんです。
お金を手に入れる方法を知らないから、そこで止まっています。
そこで諦めれる程度でしか、お金の事が好きではないんです。
大好きな異性でも、口説き方が分からないからといって諦めますか？
それを本当に大好きだと言って良いのでしょうか？
本当に大好きなモノだとしたら、何年かかっても何としてでも手に入れる方法を探し続けて、諦めないと思います。
本当にお金が大好きですか？
