一流は他人が見えない

 

どんな世界でも長期的にトップ集団に入っているプロ中のプロがいます。

 

一流のプロフェッショナルの事です。

 

この人たちの共通点は、他の誰かと競争していない事です。

 

正確には、人生の途中までは誰かと競争していた事もありますが、ある瞬間に他人ではなく自分と戦い始めたんです。

 

他人と戦っている人は、とても分かりやすいです。

 

いつもピリピリしていて、ライバル心を剥き出しにしているからです。

 

自分と戦っている人も分かりやすいです。

 

いつも淡々としていて、落ち着いているからです。

 

私も知らない内に他人と比べるという事をしなくなり、気が付けば自分しか見えていなくて、いつも自分と競争し続けています。

 

これは今も変わりません。

 

なので、誰かに負けて悔しいとか、誰かに勝って嬉しいと感じる気持ちは薄い方だと思います。

 

その代わり、進歩していない自分に腹が立つ事はありますし、進歩したと感じれれば素直に嬉しいです。

 

もちろん勝敗は自分自身にしか分からないので、独り静かにひっそりと勝負を楽しんで味わっています。

 

一流の野球選手が偶然のヒットの余韻に浸ることがないように、一流のお笑い芸人が偶然のウケの余韻に浸る事もありません。

 

私もFXで偶然の勝ちトレードの余韻に浸る事はありません。

 

むしろ偶然による成功は要注意と見なして、リスクヘッジを徹底します。

 

自分という審判が納得できていない仕事なら、勝っても負けても意味がありません。

 

これが自分と競争するという事です。

 

自分と競争し続けている結果として、気付いたら周囲に敵がいなくなっているだけです。

 

他人と競う場合は、相乗効果がある相手としか競わない方が良いです。

 

他人と競うというのは、基本的にはそこまでしか行きません。

 

野球で言うと、もう引退しちゃいましたがイチロー選手と競うとか、そういうレベルの人と競わないと一流になれません。

 

人間は、下を見て安心する生き物です。

 

下を見て安心をすると、上が見えなくなります。

 

だから成長が止まってしまうんです。

 

そういうのをなくす為にも、自分とだけ競った方が良いんです。

 

余程の苦労が無いと、「あの時よりはマシ」と思えません。

 

「あの時よりマシ」と思えるという事は、進歩している証拠でもあります。

 

進歩の無い人生なんて楽しくありません。

 

誰かと比べて進歩を感じれないのであれば、私は自分なりに頑張って進歩を感じた方が次に繋がると思います。

 

次に繋がるという事は結果に繋がります。

 

どんなに小さな一歩でも、繋ぎ続ければいつか望んだ結果に辿り着けます。

 

小さな一歩をバカにして1mmも進まないより、1日1mmを進み続けた方がお得です。

 

絶対1日1mmというわけではないですし、1mmを歩み続けたら、1日1cm進めるようになる日が来ます。

 

きついのは何でも最初だけです。

 

人間は「慣れる」というのがとても得意な生き物なので、必ず慣れます。

 

仕事も3年続ければ、「慣れ」から「当たり前」に変わります。

 

何でも慣れるまでが大変なんです。

 

慣れてしまえば、時にはきつい事もありますが、今よりは自分のキャパというのが広がっているので、今以上にできるようになっているものです。

 

今の自分はあくまで「今」です。

 

目的地に向かう途中でもスキルアップしていきます。

 

人間の可能性というのは無限です。

 

「自分って本当に現状止まりの人間なのか?」というのを考えて下さい。

 

私はまだまだできると思います。

 

まだ人生も3分の1程度しか生きていないので、時間もあります。

 

自分がどこまでいけるか知りたいです。

 

その為に前進し続けます。

 

私も前進し続けるので、皆さんも前進し続けて下さい。

 

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