自己投資をいつから始めようか考えている、なかなか始めるタイミングが見つからない等思っている方も多いと思います。
それに対する回答は明確で、「思い立った今日、その日が初日」となります。
ですが、そうは言っても、なかなか今すぐ自己投資を始められる人は、驚くほど少ないのが現実です。
始める理由よりも、始めない理由の方が圧倒的に多く存在するからです。
「今はお金がないから、ボーナスが出てからにしよう」とか、「今は抱えている仕事が忙しいから、ひと段落して余裕が生まれてからにしよう」等、言いたい事はたくさんあると思います。
実際は、このようなタイミングは、いつまで経っても来ないと言えます。
多くの人が、自己投資に集中できる環境が整った「ベストタイミング」で始めたいと思っています。
しかし、そんなものは存在しません。
「思い立ったが吉日」と言いますが、あえてベストタイミングがあるとするならば、自己投資をしようと思った今日、今がそうなのです。
タイミングという事でお伝えしておくと、人生は何が起きるか分かりません。
短期的に優先したい事項は、その都度変わっていくものなので、全てのタイミングが合う「その時」が、自ずと訪れる可能性は非常に低いのです。
そのタイミングは自分で決断して、自らその時を創り出すしかありません。
私がFXで少し利益を出せるようになって、サラリーマンの給料を少し上回ってきた時ぐらいに、5人から「FXを教えて欲しい」と言われました。
「ボーナスが入ってからがいいから、8月ぐらいから」とか「今は残業ばかりで忙しいから、再来月から」等、皆理由を付けて先延ばしにしていました。
私は「FXで稼ぐ」と決めたその日から勉強を始めました。
違いはたった1つです。
やるかやらないか。
自分にとってのタイミングを決断したか否かです。
自分が勝負したい、成し遂げたいと思った対象について、とことんやってみる気概を持ち、一歩踏み出したか出してないかの違いでしかありません。
最初は小さなステップでもいいんです。
自己投資を壮大なものとしか考えて意識しすぎると、萎縮してしまいます。
今からではもう遅いかもしれない・・・。
決してそんな事はありません。
比較対象は昨日の自分であり、現時点での自分です。
その時よりも前に進む事を目的としているのですから、やろうと思ったその日が常にスタート地点なのです。
「今日が人生で1番若い日」です。
例えば、今日1つ私の「思考」の記事を1記事読んでみる。
これくらい小さなことから始めるので十分です。
むしろ、大きなステップを最初から踏み出そうとすると、やる事そのものへの言い訳や躊躇が先行してしまいます。
なので、最初は小さなステップから始めるべきなのです。
お金や時間が無くても、工夫次第でできる事から開始する癖を付ければ、自然とスタートできます。
入口時点でのハードルを下げ、取り掛かりやすい事から始めます。
まずは、自己投資に慣れる事から始めて下さい。
何かを成し遂げた人とそうでない人の違いは、明白です。
行動にしたか、していないかです。
言葉を並べる事は誰でもできます。
行動し続けるという事は、1割程度の人にしかできません。
FX専業トレーダーも、FX人口の1割程度しかいません。
1割の中に入るのか、9割の中に入るのかは、全て行動次第です。
口だけでは1割の中には入れません。