「ただでさえ忙しいのに、自己投資なんてしたら、もっと時間がなくなってしまいそう・・・」
「仕事以外でも勉強するなんて、心にゆとりがなくなって疲れそう・・・」
そういう意見もあると思います。
しかし、これは全く逆です。
自己投資を前提とした生き方をすると、むしろゆとりが結果的に増えます。
生活に余裕が生まれます。
それはずばり、「余計な事をしなくなる」からです。
自己投資に充てる時間を最優先にすると、まずは24時間の中から自己投資の時間を確保する必要があります。
仮に、自己投資の時間を1日2時間とすると、残りの自分の持ち時間は2時間減ります。
何気なく見ているテレビやYouTubeやネットサーフィン、SNSにせっせと費やす時間、過去の関係でだらだら続く人間関係、惰性で参加している飲み会・・・。
自分のそういった行動に対しての意味合いを考えるようになるので、自ずと優先順位がついてきます。
最後に残るのは、自分にとって本当に必要な行動や作業のみとなります。
余計な事に費やす時間、つまり将来の自分にとって意味の無い行動が、どんどん断捨離されます。
その結果として、余裕が生まれるのです。
テレビを見る、飲み会に参加する、同じ話の繰り返しの友達と時間を過ごす等、これらは、私がFXの勉強を始めた時にやめた事です。
そもそも、ゆとりを欲するほど本気で働いているのか?
私が当時考えた時に出た答えは、NOでした。
本気で働いても、手を抜いて働いても給料は変わらないからです。
優先順位を決めて、断捨離したのは必然の流れだったのです。
一流の生活の一部を真似して満足したり、憧れるだけで終わりたくありません。
そんな気持ちで、私は楽しみを先送りにしてきました。
また、断捨離せずに残ったものは、人生にとってプラスの要素として残っています。
相乗効果のある友達だったり、業界は違ってもお互い成長し続けますし、お互い突出した能力があるので、いつか助け合えるモノになったりと、協力できたり、助け合えたり、学び合ったりできるような良い関係で続いています。
もしかすると、だらだらテレビを見たり、ネットサーフィンをしたり、飲み会に参加したりといった事こそ、自分にとっての「心のゆとり」と考えているかもしれません。
しかし、同時に、そうした時間の使い方に対して、「こんな事をしてていいのか・・・」と不安を感じてはいないでしょうか?
「ゆとり」として思っている事は、実は逆なのかもしれません。
そういった時間がある事で、逆に心に余裕がなくなり、不安を感じるようになってしまっているのではないでしょうか?
思い切ってその時間を捨ててみたら、不安が消え、目標のために時間を大切に使うようになります。
そう考えると自己投資とは、日々自分が行っている諸々の行動の、人生における意味合いを考えさせ、生活にメリハリとプラスの循環をもたらす起爆剤のようなものなのかもしれません。
私は、自己投資するようになって、10年が経ちます。
今では自己投資は癖になっています。
自己投資以外の行動が非合理的だという思考になっています。
自己投資をしていない人からすると、「そんな人生の何が楽しいの?」と思われるかもしれません。
でも私は、この生き方が快感だと感じる脳になっているんです。
つまり、充実しているんです。
毎日自分の成長が感じれる訳ではありませんが、中身の詰まった時間の使い方ができているので、「今日もやり遂げた!」みたいな気持ちになります。
苦しいモノを知らなければ、幸せは見えません。
先に見える幸せの為に、苦しむんです。
先に見える幸せの為に、苦しい事も乗り越えれるんです。
先に見える幸せの為に、苦しい事を工夫してでもその道から逃げずに苦しいなりに楽しんで前進していこうとするんです。
何もしていない人に幸せは見えません。