自己投資によって、スキルを身に付ける、自分の腕を磨く、自分の幅を広げる。
それは、人生の選択肢を増やす事でもあります。
選択肢が無い状態とは、人生における制限・制約を、環境によって押し付けられている状態です。
今いる会社では、出世や昇給の可能性もないし、ましてや他社への転職の選択肢も無い。
こういった状態では、いざとなった時に「次の一手」を打ちようがなく、追い詰められます。
これでは、運命の手綱を他人に握らせているようなものです。
自分の人生の運転席に自分が座っていないのと同じです。
反対に、選択肢の多い状態では、「次の一手」を常に持っていて、主体的に人生を切り開くことができます。
今いる会社での出世や昇給はおろか、転職の可能性も多くあります。
もっと言うと、組織に頼らない生き方もできます。
例えば、何かしらの理由で現在の仕事に迷いが生じた時に、選択肢がいくつもあるのと全くないのとでは、心のゆとりに大きな違いが出ます。
実際に会社を辞めるかどうかは、あまり重要ではありません。
「いざとなれば、会社を辞めても生きていける」と思える事が、精神的安定をもたらすのです。
結果として、ストレスなく、前向きに日々仕事ができると思います。
自分らしい人生を、自らの選択によって切り開いていけるのが、一人前の大人の人生というものです。
当然、いきなりそういった状態は創れません。
その為に、自己投資を通じて努力を重ねていく必要があるのです。
押し付けられた制限・制約のある人生をこのまま生きるか、それとも自ら自分の人生を切り開く人生を生きるのか。
どういった生き方を選ぶかは個々人の選択によるので、正解はありませんが、仮に後者の人生を選ぶのであれば、自己投資が必須科目であり、最初の一歩です。
過去の延長でそのまま生きるのか、将来ベース思考で人生を切り開くのか、行動に移す責任は自分自身にあります。
自分で自分の人生の運転席に座るかどうかは、もうここから決まっていきます。