意味の無いインプット

 

仕事において実績を上げる為に、具体的に何を意識すれば良いのでしょうか?

 

普遍的な能力は3つあります。

 

①インプット量

 

②段取り力

 

③コミュニケーション力

 

この3つが、仕事がで結果を出す為に、どんな業界・会社でも、社会人として持っておくべき基本的なものです。

 

中でも、もっとも意識して欲しいのが、インプットについてです。

 

これは誰よりも多くの「質の高いインプット」をできるかどうかであり、残りの2つは「アウトプット」をする上での基本的資質です。

 

誰よりも多く、良質な知識・経験をインプットして、それを1番効率の良い方法でアウトプットする。

 

この3つはそういった関係にあります。

 

自己投資と聞くと、知識を頭に入れる「インプット」だけに注目が集まってしまいそうですが、難関資格や学位を取っても、活躍できていない人が多いのは、このインプットとアウトプットのバランスが崩れているからです。

 

例えば、弁護士や公認会計士等の難関資格や学位を持っていても、まったく活躍していなくて、その知識を活かせていない人は多くいます。

 

そのようなケースでは、資格取得などに注力してきたあまり、どのようにそれを活用するのかイメージできていない事が考えられます。

 

具体的には、事前準備が不足している場合や、マーケティング視点がなく、同じ有資格者間における差別化まで頭が回っていない事が挙げられます。

 

他に、基本のコミュニケーションや発信力に問題があるケースもあります。

 

仕事ができる人というのは、常にインプットに対するアウトプットのイメージを持っています。

 

何の為のアウトプットなのか、そのイメージを持っている事で、インプットする時のポイントや優先箇所が見えてくるからです。

 

インプットとは、アウトプットをする為に行う事なので、両者のバランスと手法の整合性が取れている事が非常に重要です。

 

自己投資においても同様です。

 

アウトプットのイメージを常に明確に持っておく為に、「実践 × 学習」という仕事に直結した形が大切です。

 

資格を取得して初めて、アウトプットをどうするかを考えるのでは、使えるかそうか分からない武器を大枚をはたいて買っているようなものです。

 

お金はまだしも、費やしてしまった時間だけは取り返しようがありません。

 

時間的制約と格闘せざるを得ない社会人としては、致命的なミスとなりかねません。

 

インプットに対して、アウトプットがついてこなければ、インプットの方法を変えてみて下さい。

 

コミュニケーションや段取りは、アウトプットを円滑にするスキルです。

 

反対に、アウトプット(実践)をする上で足りない知識が見えてくれば、それをインプットする。

 

そういった補完関係で両辺を高め合います。

 

仕事、キャリア、人生。

 

全てにおいて、漠然としてでもゴールイメージを持てるかどうかが、成功への第一歩です。

 

 

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