皆さんは「1万時間の法則」を聞いた事はありますか?
これは何か1つの分野で一流になるには、最低1万時間が必要であるという考え方です。
一流になりたいという人は、この1万時間を基準にしています。
やるからには、最高の結果を得たいものです。
100時間しか取り組まなければ三流にしかなれません。
1000時間取り組んで二流、1万時間費やして初めて一流になれます。
そして、年収もこれに比例します。
一流のビジネスマンの年収が5000万円~1億円だとしたら、二流は1000万円、三流は300万円といったところです。
三流は月に20万円しか稼がない人です。
1日10時間、仕事に費やしている人は、1ヶ月で300時間、1年間で3600時間になるので、3年続ければ一流が見えます。
「3年なら簡単」と思った人もいるかもしれません。
でも注意して下さい。
この1万時間に、インプットの時間は含まれません。
一流になる為に通う「セミナー」や「講演会」、あるいは「ビジネス書の読書」といったインプットの時間は、1万時間にカウントされません。
なぜなら、アウトプットの時間を1万時間とってこそ、一流になれるからです。
最速で結果を出したいのであれば、アウトプットから始めて下さい。
インプットは仕事の成果ではありません。
セミナーで一生懸命勉強しただけでは、仕事ができるようにはなりません。
インプットはただの幻想です。
料理も同じです。
料理を覚えようとする時、まずは本を何冊か買い込む人がいます。
本を読んでも、一生料理はできません。
本気で料理を覚えたいのであれば、本より先にスーパーに行って、食材と鍋を買って手を動かす人の方が早いです。
この時、もし分からない事があれば、そこで初めて調べれば良いのです。
「究極のカレーの作り方」のレシピを読んだところで、カレーが作れるようになるわけではありません。
とにかく作ってみるという行動(アウトプット)こそが結果を生むのです。
日本人は真面目なので、何かをやり始める時、「最初にインプット(準備)を十分にしなければいけない」と思っている人が多くいます。
でも、成功したいのであれば考え方は逆です。
最小のインプットをしたら、すぐにアウトプットを始めます。
それでこそ最速で結果を引き寄せます。
早く行動を起こせば、その分、早く結果が出ます。
それが自信に繋がり、仕事が好きになります。
仕事を好きになれば、さらに大きな結果が出ます。
つまり、アウトプットこそが、実は重要なインプットにもなるのです。
インプットだけをして満足している人に成功はありません。
アウトプットをして初めて人は学びます。
とにかくアウトプットです。
アウトプットの連続でしか成功はあり得ません。