人間は目標が無いと死んでしまいます。
目標は、人間にとって非常に重要な要素です。
死というのは、目標が無いと起こってしまうわけです。
これは基本的な人間のニーズです。
アメリカの調査で、企業人が引退してから新たな目標が無いと、平均18ヶ月で何らかの原因で死んでしまっているというのがあります。
ほとんどの人は、脳が持っている能力を使っていません。
潜在意識の3%の事とは限りませんが、多くの人が能力のほとんどを使っていません。
これは事実です。
例えば、ビジネスの将来の姿、人との付き合いの将来の姿、例えば世界旅行がしたいであるとか、どのような友達が欲しいとか。
その想像力を使って、将来の姿を想像するという事をしていません。
もしかすると、そういう空想をしている人はいるかもしれません。
しかし、その想像のリアリティが足りないのです。
潜在意識を発揮させるには、リアルなイメージ力が不可欠です。
もしも、自分が外国のレストランに入ったとします。
自分は、その国の言葉を読むことができません。
なので、メニューが読めないわけです。
一緒に来ている友達は、その国で生活しているので、メニューも読めますし、何が美味しいかも知っています。
こんな状況の時、自分は何を注文しますか?
おそらく、友達に言われたままのものを注文するはずです。
「それ良さそうだね。同じものをお願いします」と言うのではないでしょうか?
これは自分の選択をしていません。
他の人に選んでもらったものを「それでいいよ」と言ったわけです。
これは皆さんの人生も同じです。
「これが現実なんだ」と親から言われた事をそのまま受け入れる人生。
友達や周りの人たちがしている事を現実だと受け止めて、それ以上の事を考えないという事です。
それは、今日からやめて下さい。
そして、将来を意図的に自分で創って欲しいのです。
何が自分の求めているものなのか。
つまり目標です。
その自分のした選択を脳に組み込んで欲しいわけです。
そうする事によって、創造力が解放されます。
そして、比喩的に言えば、意識のエネルギーレベルが上がっていきます。
その結果、今ある現実に基づいたものではなく、より大きくなった現実をもとに将来を創る事ができるのです。
つまり、イメージ力を使ってものの見方を変えると、今までブロックされていた重要情報が入ってくるのです。
ストコーマによってブロックされていた情報が入ってくるのです。
脳の中のイメージが変わると人生も変わるわけです。
その為には、何もしないで待っている、例えば宝くじに当たるのを待っているのではダメです。
環境が変わってくれるのを待つのではなく、自分が変わるのです。
ほとんどの人は、変化というのは外側から起こるものだと思い込んでいます。
例えば、人生を変えるようなビジネスにおけるチャンスや良い人との出会いは、偶然起こるものだと思っています。
場合によっては、幸運だったと考える人もいると思います。
しかし、これは間違いです。
自分の持つリアルなイメージ力が人生を創るのです。
チャンスは偶然やってくるのではありません。
そこら中に転がっているのにもかかわらず、ストコーマによって隠されているだけなのです。
ルー・タイスさんの言葉では「全ての意味のある変化は内側から起こり、外側に発見的に広がる」のです。
「引き寄せ」という言葉があります。
強くイメージすれば、その出来事やものが引き寄せられて、目の前に現れるという考え方です。
結果論としては間違っていませんが、実際は引き寄せているのではなく、目標が強くリアルにイメージされる事により、コンフォートゾーンがズレて、ストコーマが外れて、目の前にあった目標達成に必要なものが、「これまで見えなかったモノが見えるようになる」という事です。
視野の広さがチャンスに気付き、知識と思考が知恵になり、行動が結果を生み出していきます。
これは変えように変えられない、成功する為の法則です。