成功の鍵

 

皆さんは、楽して楽しい人生を送れる道と、苦労しながらも楽しい人生が送れる道があるとしたら、どちらを選びますか?

 

私なら間違いなく、楽して楽しい人生を送れる道を選びます。

 

多くの人は同じだと思います。

 

人は苦しい事が嫌いです。

 

面倒な事も当然嫌いです。

 

「できる事なら避けたい。楽できるものなら楽したい」

 

これは自然な事であって、その気持ちを否定する必要はまずありません。

 

その一方で、私たちは向上心を持っています。

 

「もっと素敵な自分でいたい。かっこいい自分でいたい。綺麗な自分でいたい。もっと稼ぎたい。もっと美味しい物が食べたい」

 

ただ、ちょっと待って下さい。

 

より良い人生を送る為には、頑張らなきゃいけないと思っていませんか?

 

「全ての成功の鍵は行動だ」

 

これは皆さんもご存知のピカソさんの名言です。

 

やはり、いつの時代も成功の鍵は行動でしかありません。

 

アクションを起こさずして、より良い人生は手に入らないものです。

 

楽したい自分と、より良い生活を手に入れたい自分。

 

一見矛盾するような状況を両立させる為には、どのようにして自分を自由自在に操り、アクションさせるのかを考える必要があるのです。

 

「すぐやる人」は、自分を無理に動かそうとはしていません。

 

むしろ、どうすれば楽に自分を動かす事ができるのかを知っています。

 

一方で「やれない人」というのは、無理に自分を動かそうとして、失敗してしまいます。

 

無理に自分を動かそうとすると、どうしても苦しいのです。

 

エネルギーが必要なのです。

 

そして、「学習性無力感」という状態にハマってしまいます。

 

明日からダイエットしようと思ったのに、結局先延ばしの毎日。

 

今度こそ余裕を持って仕事を終わらせようと思ったけど、結局最後に徹夜でギリギリ終わらせた。

 

この様な事を繰り返していると、

 

「やっぱり自分はダメ人間だ」

 

「自分は怠け者だ」

 

という事が自分の中に染みついてしまうようになります。

 

これがまさに学習性無力感です。

 

すると、ますます行動ができなくなてしまいます。

 

ピカソさんの言う「成功の鍵を諦めてしまう」事になってしまうのです。

 

今までの人生がなかなか上手くいかなくて、学習性無力感を感じ、やれない人もたくさんいると思います。

 

ですが、人は変わる事ができます。

 

もし、自分が「自分が怠け者だ」と感じながらも、自分を変えたいと思うのであれば、知っておいて欲しい事実があります。

 

無理に自分を動かそうとすればするほど、蟻地獄のような罠にハマっていってしまうという事です。

 

一方、「すぐやる人」は自分を動かす勝ちパターンを持っています。

 

今すぐ、無理に自分を動かさなければならないという固定観念を捨てて、自分が行動してしまう習慣を身に付ける事に集中して下さい。

 

私は、なかなか行動できない気分の時は、モチベーションの上がる音楽を聴いたり、「やってもやらなくても人生の終点は死」だと思い、「どうせ死ぬ存在なら、苦しくても別に良い」なんて考えたりして行動しています。

 

私はポジティブ思考の部分もありますが、ネガティブ思考でさえ行動のエネルギーとしています。

 

ポジティブな部分は未来を想像して行動しますが、ネガティブな部分は捨て身で行動します。

 

どっちに転んでも行動はします。

 

私は中学生の頃からずっと思ってますが、苦しい事をしても時間が経てば苦しかった記憶になるだけで、心身がこれから先50年以上苦しいと感じる事ではないと思います。

 

体の疲れは、1週間安静に寝ていれば体が回復して、疲れを忘れます。

 

心の疲れも、乗り越えてしまえば苦しかった思い出になります。

 

個人差はあると思いますが、私は中学生の頃からそう思って、「どうせ苦しいのなんてその時だけ」と思って行動だけは止めませんでした。

 

行動の動機なんて何でも良いんです。

 

とにかく自分が行動できる考え方を持って下さい。

 

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