何か新しい事を始めようとする時、大きな夢や期待を胸に抱いている事と思います。
しかし、こう言われた事はないですか?
「そんなの無理だよ」
「上手くいくはずがない」
何か新しい事や未知の領域に挑戦する場合は、特に親や友達など周りから否定的な声がたくさん投げかけられます。
「やめておいた方がいいかな」と、周りの否定的な意見は私たちの行動力を低下させる原因となる事があります。
特に、多くの人は新しい事へのチャレンジを歓迎しません。
「現状維持バイアス」と言って、わざわざ毎日をリスクにさらしてまでチャレンジなんてしたくありません。
未知なるものや未体験のものを受け入れる事よりも、現状を維持していた方が良い、と思う心理状態を指します。
つまり、今のままが1番楽なのです。
よく考えてみて下さい。
自分がこれからチャレンジしようとした事に、否定的な意見を唱えた人はそれに挑戦してみた事があるのでしょうか?
おそらく挑戦しないで意見だけを言っているのだと思います。
やった事がないから怖いのです。
当然、否定的な意見が増えます。
そして、人生においては成功よりも失敗の方が多いものです。
自分が失敗すると皆は「ほらね」「やめておいた方が良いって言ったのに」と言うと思います。
「やれない人」や「すぐに諦めてしまう人」は、周囲の否定的な意見を耳にすると、それだけで行動をやめてしまいます。
リスクを耳にしただけで、それがどんどん自分の中で膨れ上がってしまいます。
一方で「すぐやる人」は、外野とはそもそも否定的なものだと知っていて、その抵抗をエネルギーに変える事ができます。
だから、批判を歓迎します。
批判を必要不可欠な要素だと捉えています。
それらは、「すぐやる人」は批判の本質を理解しているからなのです。
飛行機が飛び立つ為には抵抗が必要です。
向かい風があるお陰で飛び立つことができます。
自分が批判という向かい風を感じるという事は、飛び立つ為に必要な風が吹いているという事なのです。
だから「すぐやる人」は批判に屈するどころか、批判を歓迎します。
本当にやる気があるかどうかを試してくれていたり、今まで気づかなかった事を気付かせてくれたりしている大切な存在だと捉えているものです。
自分で意思決定をして、自分の責任で行動をします。
たとえ、上手くいかなかったとしても、失敗は成功に不可欠なスパイスなので、結果を素直に受け入れればそれで良いと思います。
こう思う事によって、行動への迷いが減ります。
周りがどう考えるかではなく、自分がどうしたいかに素直に生きて下さい。
誰しも変化は怖いものです。
周りの批判や反対を恐れていては何もできないですし、たとえ批判や反対があったとしても自分の心に素直になって下さい。
そして、周りからの向かい風を全身で受け止めてエネルギーに変えていって下さい。