お金に強い人は、お金を心から信じています。
お金に弱い人は、お金をどこかで疑っています。
「お金を心から信じているかどうか」はもの凄く重要な事です。
何を言っているのかと思われるかもしれません。
皆お金持ちになりたいのだから、お金を信じているに決まっていると言われるかもしれません。
ですが、そこに大きな落とし穴があります。
実は、お金を信じているように見えて、心の底ではどこかでお金を疑っています。
そういう人が日本では少なくありません。
心から信じてくれている相手とどこか疑われている相手、皆さんはどちらに近づきたいですか?
当然、心から信じてくれている相手だと思います。
お金も同じです。
お金を心から信じてくれている人のところに行きたいと考えています。
なのに、日本にはどこかで疑っている人が多いのです。
お金を心から信じていない。
そういう人のところに、お金は行きたいと思うかどうか。
お金に来てもらいたいと思ったら、お金を心から信じる事です。
どこかで疑っている心を取り払うことです。
だって、疑うことなんて何もないのですから。
それなのに疑ってしまうのは、幼い頃から植え付けられた呪縛があるのです。
「お金は良くないもの」という呪縛です。
「お金がいかに大切か」については、世界共通で語られていることでもあり、子供の頃から教えられる事です。
ところが、日本では「お金は良くないもの」「お金は悪いモノ」という教えが、一方で堂々と行われているのです。
「誰が触ったか分からない。お金を触ったら、必ず手を洗いなさい」
「テレビを見て。またお金持ちが逮捕された。お金がありすぎるとロクな人間にならない」
「あの家はまた車を買い換えた。あんなにお金持ちになっているなんて、きっと何かずるい事をやっているに違いない」
「あの人は、いつもお金お金って、お金の事ばかり話して、欲が深い」
「こんな言葉を子供の頃に大人から聞かされた」という人も少なくないのではないでしょうか。
そして、これが知らず知らずのうちに、心の中に刷り込まれてしまっているのです。
だから、お金の事が心から信じられないのです。
お金を儲けたり、お金を増やしたり、お金について考える事が良い事だと心の底からは思っていないのです。
本当はお金も欲しいし、儲けたいし、お金についても考えたいのに、幼い頃からの呪縛によって、自分で大きな壁をつくってしまっているのです。
そして、これがお金が近づいてくるのをブロックしてしまっているのです。