FXには値上がり、値下がりがあります。
値下がりになるのは怖いというイメージもつきまといますが、金融商品が上がったり下がったりするのは、当たり前の事です。
また、上がったり下がったりするから、利益を得るチャンスも生まれるのです。
そして是非認識しておいて欲しいのは、仮に持っている通貨が値下がりしても、即「損をした」という事にはならないということです。
なぜなら、決済をしなければ損失は確定しないからです。
そうしていると、しばらくして通貨がするすると上がっていく可能性だってあります。
値下がりするものは、値上がりもするのです。
だから、仮に値下がりしても、持っていればいいのです。
ここで安心して持っているためにも、大事になるのが、「時間を味方につける」ことです。
FXの上がり下がりで一喜一憂するのは、短い時間で大きく儲けようとするからです。
そうではなくて、長い時間で儲ける事を考えるのです。
お金に強い人は、長期で儲けようとします。
お金に弱い人は、短期で儲けようとします。
長期で儲けようという意識を持って入れば、短期で値下がりしても、慌てる必要はありません。
どっしり構えて、そのままポジションを持っていればいいのです。
昔は「長期投資は10年」などと言われましたが、今はもう少しスピードが速い時代ですから、長くて5年、短ければ1・2年でもいいと思います。
最低でも、このくらいは投資し続けるつもりで投資をして下さい。
だからこそ、大切な事が1つあります。
短期の目線ではmなく、長期の目線で「きっとこの通貨は上がる」と信じられるだけの情報を自分でしっかり持っておく事です。
そういう銘柄を買うことです。
もちろん「長期で持っておく」と決めていたとしても、途中でするすると値上がりをして、「これは利確していい」というタイミングなら利益確定しても良いと思います。
ただし、ここで1つ大切な事があります。
それは「ルールを決めておく」という事です。
私は、テクニカル分析に沿ってトレードをしているので、理論に沿ったモノがルールとなっています。
利益確定した後に、もっと上がる事もあります。
逆に、下がる事もあります。
「もっと儲かるはず」とばかりに欲をかいて利確をずるずる先延ばしにしていると、一気に下落する事はよくあることです。
結果的に、得られたリターンを取り損なってしまうわけです。
そうならない為にも、理論に従うのです。
利回り10%でも、銀行預金に比べたら、1000倍というとても大きな利回りです。
自信を持って、利益を確定させればいいのです。
お金に強い人は、「これで決済」というルールを決めています。
お金に弱い人は、「いくらでも儲けたい」と思って、ルールを決めていません。
FXでは、理論に従って取引していれば、リスクも分かるのでリスクヘッジをします。
リスクヘッジができていれば、FXは決して怖いものではなくなるのです。