ビジネスマンとして稼ぐ方法の内、イメージしやすいのは「トップ営業」になる事だと思います。
トップ営業とはつまり、最も結果を出している営業マンの事です。
特に、結果が収入に直結するフルコミッションの営業マンは、トップクラスにもなると、年間数千万以上の収入を実現しているケースもあります。
明らかに結果が出ている営業マンと、そうでない営業マンには違いがあります。
では、結果を出す営業マンと出さない営業マン、つまり、稼げる営業マンと稼げない営業マンは何が違うのでしょうか?
多くの違いの中で、最も重要かつ圧倒的な違いが1つあります。
それは、「自分が1番優秀な営業マンであると思い込んでいる」かどうかという事です。
トップを走り続けている営業マンは必ず「自分は(そのうち)トップ営業なのだ」と、深く信じ込んでいます。
圧倒的な自己定義と、根拠の無い自信を持っています。
そして、本気で実現したいという強い気持ちが行動に表れています。
それは、顧客へのアプローチ件数やトークの精度、日々の課題解決や仕組みづくりなど多岐にわたります。
トップ営業になれない人は、どこかの瞬間で自信を失うか、あるいは最初から自信を持っていません。
その為、トップ営業を目指す道筋から、どこかのタイミングで脱落してしまいます。
しかし、最終的にトップ営業になる人は、現実がどうあれ、「自分はトップだ」という事を確信しています。
結果が出ていない頃からそういった自信や自己定義を持ち合わせている事が多く、そしてそのような思いが状況によってブレないのです。
自信には、必ずしも根拠があるわけではありません。
まったく結果を出していない段階から、並々ならぬ自信を持っている人も数多くいます。
営業成績を左右するのは「根拠の無い自信」からくる「強い自己定義」です。
営業の方法論やテクニックは、これらの土台の上に存在しているに過ぎません。
もちろんその他にも、トップ営業になる人には「セルフコントロール力」や「課題解決力」など様々な共通項は存在します。
ですが、それでも「自分はトップ営業である」という、この圧倒的な特徴に勝ることはありません。
繰り返しますが、最も大きな要因は「根拠の無い自信」「強い自己定義」という気持ちの部分なのです。
これを具体的に分析すると、「潜在意識下における自己定義の力」が現実に影響を及ぼしていると言えます。
根拠の無い自信が、「自分はトップ営業である」という確固たる「自己定義」を下支えしているわけです。
このように、トップ営業を目指すには、まず「自分こそが1番優秀な営業マンであると思い込み、『根拠の無い自信』を持ち、自己定義を高めていくこと」が最善です。