皆さんは「目標が遠く、達成を信じ切れていない」という風になっていませんか?
お金を稼ぐために、「どのくらいのお金を、いつまでに手に入れるか」など、目標設定する人が多いと思います。
あらかじめ目標を設定しておけば、モチベーションも上がり、目標に向かう為の具体的な方策もイメージしやすくなるメリットもあります。
ただし、目標は、設定すればいいわけではありません。
設定した目標が適切でない場合、心が折れたり、意識を継続する事ができず、結果的に途中で断念しsてしまうケースが少なくありません。
それは、目標設定のよくあるミスです。
現状、月収20万円稼いでいる人が、いきなり月収1億円稼ぐことを目標にしたらどうなるでしょうか?
目標までの距離が遠すぎる為、いずれかのタイミングで「どうせ無理だろう・・・」と思ってしまう可能性が高いです。
また、そのような事を繰り返していると、「どうせ目標設定しても達成できない」と「未達成癖」「諦め癖」がついてしまいます。
そうなると、お金を稼ぐこと自体を諦めてしまいかねません。
そうならないように、目標は適切に設定する事が重要です。
到達が難しそうだと感じたら、モチベーションが低下してしまう前に、目標を下げてしまえばいいのです。
「目標は変えない」主義の人がいますが、それはスタンスの問題です。
私自身は柔軟に目標を変えていますし、それで実現してきた事は非常に多いです。
重要なのは「感情」と「意識の継続」です。
常に「鮮度」を意識して目標設定することをお勧めします。
厄介なのは、他人が設定した目標で動いているケースです。
会社から与えられた目標やノルマをベースに仕事をしている人などが当てはまるのですが、そのような数値目標にばかり気を取られてしまうと、モチベーションが低下したり、諦めが生じやすくなります。
そういった場合には、他人に与えられた目標をそのまま踏襲するのではなく、自分なりの目標へと切り替えてみて下さい。
モチベーションを高められるような、自発的な目標を設定し直すことが重要です。
月30件の契約ノルマを与えられているのなら、まず、はじめの1週間は5件で目標を設定してみます。
あるいは、1日あたりの訪問件数を10件に設定するなど、より達成しやすい目標を設定しても構いません。
ここでは、自らのモチベーションを下げないことが大切です。
自分の気持ちが乗っていくように目標を設定して、達成による成功体験を積み重ね、「実現できる自分」を潜在意識に自己定義していって下さい。
達成できる自分が当たり前になれば、困難な状況でも諦めることなく、ゴールへと突き進めるようになります。
ポジティブな自己定義が、目標達成へと導くのです。
一方で、「未達の自分」に慣れ親しんでいる人は、仕事はもちろん、お金を稼ぐことや人生のコントロールに関しても、「できない自分」を自己定義してしまいます。
それが常態化すると、達成できない現実が引き寄せられ、それが当たり前になってしまいます。
そうならないように、成功体験を積むところから始めて下さい。
まずは、少しずつで構いません。
ステップアップしていけるような目標設定をして、達成する癖がついたところで、挑戦的な目標に替えていって下さい。
「目標が遠く、達成を信じ切れていない」人は、「未達癖」からくる潜在的な「自己定義」の低下と、諦めや絶望感からくる「意識の継続性」や「感情」の低下によって、お金を遠ざけています。
そのような自分を変える為には、モチベーションに繋がるような正しい目標設定をする事です。
そして、達成する自分を自己定義できるように、成功の癖をつける事を心がけることが大切です。