稼げない批評家

 

お金に嫌われる人ほど、他人の人生を生きています。

 

自分がやるべき事ではなく、周囲の目や評判ばかり気にしています。

 

そのような人は、お金に好かれません。

 

それと同じように、「意識の向き」が自分に向いていない人は、稼げるようにはなりません。

 

思うように稼げていない人の多くは、意識の向きが外側を向いていて、他人の人生ばかり気にしています。

 

他方、稼げている人というのは、他人の人生をさほど気にしていません。

 

常に、自分の人生にフォーカスしています。

 

言い換えれば、いつも自分の人生を気にしていて、意識の向きが自分に向いているのです。

 

どの業界であっても、稼げている人は意識の矢印が内向きです。

 

考えてみれば分かりますが、結果を出すためには自分の問題や課題をクリアしなければなりません。

 

その為、意識の矢印は内側を向きます。

 

しかし、稼げていない人ほど、意識の矢印が外向きになっています。

 

自分ではなく他人の問題や課題に口を出したり、また、今やるべき事以外に興味がそれたりなど、意識の対象が外に向いているのです。

 

スマートフォンなどの携帯端末によって、いつでもネットにアクセスできるようになった現代人は、常に、意識が外側を向きやすくなっています。

 

あらゆる媒体は、人々の興味・関心を集めようとしているのです。

 

また、「フェイスブック鬱」という言葉があったように、最近ではSNSなど承認欲求を満たすサービスも多く、他人からの反応を気にし続けるばかりか、他人の人生を目の当たりにして自己評価を下げてしまう人も数多くいます。

 

他人の人生というのは、あくまでも、他人のものでしかありません。

 

いくら気にしても、自分の人生が変わるわけではないのです。

 

それらを戦略的に活かそうとするのでなければ、改めなければいけません。

 

他人からの評価ばかり気にしてオドオドしている人は、残念ながら大物とは言えません。

 

大物と言われる人たちは、他人の批判を気にせず、自分の人生を生きています。

 

他人から「気にさせて」こそ大物なのです。

 

現代は、「一億総評論家時代」などと揶揄される事もあります。

 

皆が皆、自分が知っている事や得意な事を誇示して、安全圏から好き勝手批評しています。

 

しかし、稼げるようになりたいのなら、安易な批評家になるべきではありません。

 

他人の人生に気を取られるのではなく、自分の人生を生きるようにして下さい。

 

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