ワクワクする未来が未来を変える

 

「置き換えコントロール」とは、その名のとおり、マイナスの出来事をプラスの感情に置き換えるテクニックのことです。

 

ビジネス用語で言うところの「リフレーミング」に該当します。

 

リフレーミングとは、物事の見方や捉え方を変え、ポジティブに変換するための思考技術です。

 

例えば、仕事で失敗した時に「自分はダメだ・・・」と思ってしまうと、どうしても気分は落ち込み、感情もネガティブに偏ってしまいます。

 

そこで発想を変え、「成長のためにいい経験ができた」と思うように転換するのがリフレーミングのテクニックです。

 

解釈を変えることで、気分は盛り上がり、ポジティブな感情になれます。

 

この置き換えコントロールを身に付けていれば、失敗した時、悔しさで前に進めない時、プレッシャーがかかっている時など、行き詰っている状況を好転させることができるようになります。

 

一見するとネガティブな出来事でも、ポジティブに解釈する方法は無数に存在します。

 

以下の5つの観点で感情を変換する置き換えコントロールがしやすくなります。

 

①成長につなげる

 

②感謝する

 

③「これも何かのメッセージなのでは?」と思う

 

④そもそもマイナスの出来事なんてない

 

⑤「全ては完璧!」と信じる

 

以上のような観点で考えると、置き換えコントロールをしやすくなります。

 

とくに⑤の「すべては完璧!」は、状況を問わず使えるパーフェクトな言葉なのでオススメです。

 

積極的に活用してください。

 

次に、マイナスの出来事をゼロにする・無効化させる、「無関心コントロール」について見ていきましょう。

 

無関心コントロールとは、脳内にマイナスの感情を侵入させないテクニックです。

 

この技術には、「解決する」と「無視する」の2つの大きなアプローチがあります。

 

非常にシンプルなようですが、これら2つのアプローチを上手に使い分けることによって、あらゆる出来事を無効化できるようになります。

 

無効化することで、マイナスの出来事が生じても、感情をフラットに保てます。

 

ここで重要なのは、それぞれの使い分けです。

 

「自分の力でどうにかなる不安、恐怖、ストレス」→「解決する(潰す)」

 

「自分の力でどうにもならない不安、恐怖、ストレス」→「無視する(意識しない)」

 

これをそれぞれ使い分けます。

 

次に、何もないところからプラスを生み出す技術「創出コントロール」について説明します。

 

創出コントロールとは、自ら意図的にワクワクしたプラスの感情を生み出すテクニックです。

 

例えば、日頃あなたは次のように考えることはないでしょうか。

 

「来月旅行に行く計画を立てよう」、「次の休みに行く美味しい店を探そう」

 

このように、普段何気なくやっている行動が創出コントロールです。

 

自分にとってワクワクすることを考え、本来何もなかったところにポジティブな感情を生み出します。

 

ここで重要なのは、思いついた時だけやるのではなく、「毎日」「毎瞬」「意図的に」やることです。

 

そうすることで、常にプラスの感情にコントロールできるようになります。

 

ポジティブな人や成功している人たちは、この創出コントロールを上手に高頻度で実行しています。

 

忙しそうに見えても、常にワクワクできることを見つけ、プラスの感情を創出しているのです。

 

例えば、ちょっとした瞬間に遊びのことを考えたり、好きなことを考えたりしています。

 

そのようなワクワクの感情から、良いビジネスアイデアが創出されたり、成果につながる行動に結び付くケースも多いのです。

 

ワクワクを生み出す1つのテクニックとして、「お金を使うこと」があります。

 

好きなことにお金を使うのは、ゼロからプラスの感情を生み出すうえで、非常に効果的なアプローチとなります。

 

ワクワクが足りないと思う時こそ、ぜひお金を使ってみてください。

 

お金を使うメリットは沢山ありますが、まず1つ目は「自己定義」の観点です。

 

お金を使うことによって、「お金を沢山持っている自分」「好きなものを持っている自分」「好きな服を着ている自分」など、自己定義が促進されます。

 

また、少し背伸びした高価な買い物をすることで、「1つ上のステージに存在している自分」をイメージさせて脳を騙す方法は、成功者がよく使います。

 

もう1つの効果は、「感情」面です。

 

潤いのない日常が続く場合は、お金を使うタイミングとしてはベストです。

 

気になっていた服、ゲーム、本を買うなど、お金を使うことで日常が急に潤いだす経験は、きっと誰にでもあると思います。

 

まさにそれが創出コントロールなのです。

 

ただ、貯金残高が少ないなかで大金を使ってしまうと、その後の残高不安が大きくなり、結果的に脳内にマイナスの感情が増えてしまいます。

 

心に余裕のある範囲内でお金を使うようにしましょう。

 

そのお金を使うことによって、「感情にどのような変化をもたらすか」を考える癖は非常に重要です。

 

週末や大型連休だけワクワクするのでは不十分なのです。

 

日々脳内をワクワクや幸せ、喜びで満たすようにしてください。

 

そしてそれは、ゼロからプラスの感情を生み出す創出コントロールによって容易に可能となります。

 

大切なのは頻度です。

 

仕事中でも遊んでいる時でも、楽しいことを考えてワクワクしましょう。

 

そしてそれが、すべてのポジティブにつながるということをぜひ実感してください。

 

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