稼げていない人には、たくさんの共通点があります。
その中でも、特に日本人に当てはまる事として、「他人からどう思われるかを気にし過ぎている」という要因が挙げられます。
「稼ぎたい。行動したい。でも、バカにされるかもしれない。もし失敗したら、他人から冷たい視線を浴びてしまう・・・」。
そのように考えている人はまさに、他人の目を気にし過ぎています。
その結果、行動できなかったり、高い目標を諦めてしまったりしているのです。
稼ぐという成果に集中するのであれば、他人の目を気にする必要はありません。
行動するのは自分であり、気にするべきなのは自らの人生だからです。
どうしても周囲の目が気になってしまう人は、一時的に、SNSを全て無視して、同窓会や友達付き合いなども全て断ってしまってみて下さい。
自分にだけ集中して、地道に頑張れば良いのです。
結果を出している人ほど、他人の目など気にせず行動しているのです。
事実、稼いでいる人の中に、他人の目を恐れながら行動している人はほとんどいません。
他人からどう思われるのかを気にしている人は、言い換えれば、他人の人生を生きている人です。
なぜなら、思考の中心が自分ではなく他人になっているからです。
お金を稼ぐことや、自分の人生をコントロールする事に関して、他人がどう思うのかは関係ありません。
それらは自分の人生に、何ら影響を与えないのです。
稼げる人は、経営者であれ会社員であれ、どんな状況でも与えられた仕事を「自分の仕事」として変換し、処理できています。
その結果、あらゆる行動が「やらされ仕事」にならず、自分があたかも社長のような意識で仕事ができるのです。
そういった人達は、「視座」が高い傾向にあります。
視座とは、物事を見る視点の位置のことを言います。
平社員の内から、管理職の視座を持つ事も、社長の視座を持つ事も意識次第では可能です。
稼げる人達は、まだ下積みの内から非常に高い視座を持って行動し、右肩上がりの成長曲線を描いてきた人がほとんどです。
そのような視座の高い人達は、自分の人生は自分で責任を持ち、自分で変えていく努力をします。
決して他人のせいにはしません。
重要な判断を家族や友人、恋人や他人に任せたり、責任を負わせたりもしません。
稼げていない人達の方が、自分自身で物事を決めていく主体性がなく、他人の目を気にしたり、会社や上司の一挙一投足に振り回されてストレスを溜めがちです。
日本人には他人の意見や反応を必要以上に気にする人が多いように感じます。
しかし、それでは何かに挑戦する事が非常に難しくなってしまいます。
経験から確実に言える事は、やはり大きな成長には大きな挑戦が不可欠です。
そこで、時には「自己中心的」に生きてみる事をお勧めします。
自分の欲求にきちんと向き合い、やりたい事に挑戦してみる人生も大切です。
控えめな人には、むしろ自己中心的なくらいでちょうどバランスが取れるのではないでしょうか?
これ以上、他人の人生を生きる必要はありません。
稼ぐためには、自分の人生に集中する事が大切です。
今一度、「自己中心」という言葉のイメージを変えて下さい。
他人にどう思われようが、「自己中心」こそが当たり前の考え方だと気付けるはずです。