運気アップには、「行動を起こすこと」が、何より必須条件になっています。
その行動を「すぐに」起こすことができれば、さらに良いです。
ビジネスで成功している人の大半は、「クオリティ」より「スピード」を優先しています。
「考えすぎないで、まず動く」ということです。
それはなぜでしょうか?
スピーディーにアクションを起こすと、早い時点で失敗できるからです。
早い時点で失敗すると、早く間違いに気付くことができます。
何度か失敗を繰り返したとしても、結果的に早くゴールにたどり着くことができる、というわけです。
まだ成功のタイミングが整っていない時、あるいは、自分以外に失敗の要因がある時などは、じっくりやっても、早くやっても、どちらにしても失敗してしまうものです。
それなら、早い段階で失敗しておいた方が良いです。
失敗から学んだことを活かして、新たにまた挑戦すれば良いからです。
組織においても、「すぐやる人」は評価されやすいです。
アイデアを求めた時、その後すぐに意見を送ってくれるような人は、その意見が採用できるものであろうとなかろうと「この人は使えるな」と思うし、何かあった時には「この人に頼もう」という気持ちになるものです。
「すぐやる人」になるためのトレーニングとしては、日常生活の些細なことでもスピードを上げていくといいです。
例えば、パソコンによく使う言葉を登録して、メールをするスピードを上げるということです。
「おせ」と入れれば、「お世話になっております。」、「よろ」と入れれば、「よろしくお願いいたします。」などと変換されるように、頻繁に使う言葉を単語登録しておくのです。
そうすれば、メールをする時間が5分の1に短縮されるはずです。
こういった小さな工夫が、その人の人生の「スピード」を上げていくことになります。
その他にも身近な例を挙げると、スーパーは夕方になるとどうしても混んでしまうので、その時間帯はできるだけ避けて、空いている時間に買い物をすることなどです。
そして少し目先を変えると、そもそも身の回りの「整理整頓」がスピードアップのためには重要だったりします。
一説によると、一般的なビジネスパーソンは、モノを探すのに年間150時間を使うと言われています。
「どこに何があるか、すぐに分かるようにしておく」というのは、スピードアップのために大事なことです。
ルネサンス期を代表する芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチは「幸運の女神には、前髪しかない」という言葉を残しています。
幸運の女神に後ろ髪はないのだから、通り過ぎた後に慌てて捕まえようとしても、振り返った時にはもう遅い・・・。
世界中の誰もが名前を知っているという、最も強運な人生だったのではないかと思われるレオナルド・ダ・ヴィンチでさえ、そんな言葉残しているのです。
これは、チャンスは一瞬しかないから、「素早く行動しろ」という教訓です。
スピーディーに行動することで、結果も早くついてきます。
頭で考え過ぎず、思い立ったらとにかく行動してみて下さい。