みなさんは、「運が良い」と「運が悪い」のどちらの人間ですか?
「運が悪い」と思っている人が、簡単に運をアップできる方法があります。
それは、シンプルに「自分は運が良い」と思い込むことです。
さらに、「思い込む」というよりも、もう「運が良い人間になる」と決めてしまうことです。
まずは、「私は運が良い人間だ」と何度も声に出して言ってみるのです。
心の中で言ったりするのではなく、声に出して言ってみることが重要です。
例えば、日常会話のなかで「私最近ツイてるからな~」と使うのでもいいです。
それを少なくとも3週間は続けてみて下さい。
このような話を信じられない人もいるかもしれませんが、科学的には証明されつつあります。
「私は運が良い人間だ」と声に出して言うことで、自分は運が良いということが脳に定着されるのです。
「『運が良い』と脳に定着させても、実際に運が悪かったら・・・」と思われるかもしれません。
しかし、一旦「自分は運が良い人間だ」と決めてしまったら、そうなるための行動がその時から始まります。
「運が悪い」と思い込んでいれば、運が良くなるための行動を取ることはありません。
「日本一ラッキーな人間」くらいの、根拠のない思い込みが大切です。
その思い込みが、脳にスイッチを入れて、みなさんを強運に導いてくれます。
「1万時間の法則」というのを知っていますか?
これは在米ジャーナリストのマルコム・グラッドウェルさんが紹介している法則です。
この法則は、その道で一流・天才と呼ばれている人々はみんな、その分野において1万時間以上の訓練や練習を積んできているというものです。
計1万時間とは、毎日3時間の練習・訓練なら、約10年間。
毎日4時間なら約7年間で、毎日6時間なら約5年間という年月です。
1万時間は訓練や練習をしないと一流にはなれないということは、逆に言えば、1つのことに1万時間を費やせば、その道で成功を収めることができるということです。
あることを毎日6時間ほど5年間集中して取り組めば、その道の専門家になれるのです。
ギタリスト、俳優、ダンサー、将棋のプロからエンジニアまで、どんな分野のプロフェッショナルになりたい人でも、1万時間の努力を積めば、その道で成功できる・・・。
この考え方は、勇気を与えてくれるものではないでしょうか。
努力次第で、確実に道は開けるということだからです。
ところが、私たちは「世の中はうまくいかない」と何かと悲観的になりがちです。
「〇〇さんのように、ダンスを踊りたい」、「いつか私も〇〇さんみたいに、ギターを弾きたい」とメッセージを送っている時間があるなら、今すぐにでも取りかかった方が良いです。
その人が「そうなりたい」と願うことがあるのなら、それは、「そうなれる」可能性を十分に秘めているからです。