人を動かすのは、「言葉」です。
それは、1対1の関係であっても、1対多であってもです。
では、どうしたら「良い言葉」を言えるでしょうか?
まず、「言葉のストック」をしておくことをおすすめします。
なぜならば、自分の中に言葉のストックがない限り、突然良い言葉などは出てこないからです。
SNSなどで、自分の気に入った良い言葉をストックしたり、気を付けて見てみると電車の中吊り広告にも、良い言葉があるものです。
広告のキャッチコピーは、プロのコピーライターが書いているので、良い言葉も多いのです。
本にも良い言葉が沢山書いてありますが、本で特におすすめなのは、漫画です。
実は、漫画はビジュアル中心で文字が少ない分、良い言葉が集約されていることが多いです。
良い言葉があればメモを取ったり、スマホでスクリーンショットを撮ったりして、それらを定期的に見るようにすると、自然に良い言葉が使えるようになります。
また、良い言葉を自分の記憶に定着させるためには、アウトプットも大事です。
ブログや日記があれば、それらの良い言葉を使うことで、自分のものにしていって下さい。
余談ですが、女性と会話する時に良い褒め言葉は、「素敵」という言葉です。
男性はあまりこの言葉は使いませんが、女性は何かとよく使います。
逆に、女性から言われて男性が喜ぶのは、「さすが」という言葉です。
「褒め言葉」は、とても強力な言葉です。
私は人生で褒められたことが少なかった分、未だに褒められるととても嬉しいです。
褒められるだけで、「この人いい人だなぁ」など勘違いしてしまうことまであります。
つまり、それだけの効果が、「褒め言葉」にはあります。
裏を返せば、それだけ人は、普段「褒められる」ことが少ないということだと思います。
小さい頃から褒められて育ったけれど、社会に出てから全く褒められなくなった、なんて人もいます。
大人になると、子どもの頃よりも「褒められる」ということが難しくなってくるのです。
なぜ、褒められることが少なくなってしまうのでしょうか。
日本人は恥ずかしがり屋という国民性ゆえに、褒め合うということが少し照れ臭いのです。
その国民性は、年を重ねれば重ねる程、濃くなっていくのです。
恥ずかしいのはよく分かります。
しかし、そんな時は「人は、褒められることに飢えている」ということを思い出して下さい。
言葉が人を呼び、幸運を運んでくれるのです。
常に自分の中に、「良い言葉」をストックしておいて下さい。