大好きな人ほど嫌いになる

 

「できることなら、大好きな人とだけ付き合っていたい」

 

そう考える人は多いと思います。

 

実際に、長期的な成功者は、嫌いな人を周囲から排除しています。

 

真の成功とは、お金があるだけではなく、人間関係でノンストレスの状態の環境を構築できることなのです。

 

成功者たちは、自動車の修理や点検を直接やり取りすることもなく、電車やバスではなくハイヤーを利用するか、専属の運転手を雇っています。

 

自分は偉くて特別な人間だ、と威張っているのではありません。

 

彼らは人間関係で、極力ストレスを感じたくないのです。

 

初対面の相手の9割以上が失礼だったり、退屈だったりすることを、彼らは多くの経験により熟知しています。

 

そんな本音は一切出しませんが、長期的な成功者から見たら、出会いの大半はハズレなのです。

 

成功者たちは皆、大好きな人よりも、嫌いになれない人と優先的に関係を保っています。

 

大好きな人というのは、何かの拍子に致命的な欠点を見てしまった途端、一瞬で嫌いになってしまうことがあります。

 

しかし、嫌いになれない人とは、数多くの欠点があるのにそれでも嫌いになれない相手なのです。

 

そう考えると、大好きな人よりも嫌いになれない人のほうが、自分にとって重要な人であることが分かると思います。

 

自分の欠点をさらけ出しても、嫌いにならない相手。

 

相手の欠点を自分が知っても、嫌いになれない相手。

 

この相手とだけ付き合うことで、驚くことに一瞬でストレスが無くなります。

 

お金のコストよりも、嫌な人間関係から生じるコストのほうが高いのです。

 

嫌でもお金のことを気にしなければいけない上に、メンタルにまでコストがかかってしまうのは、おかしいと思いませんか?

 

メンタルコストのかかる相手とは、今すぐ絶縁しなければ生き地獄になってしまいます。

 

メンタルコストのかかる相手を思い切って全て絶縁すると、道は拓けます。

 

大好きな人ほど、一瞬で嫌いな人に変貌する可能性があります。

 

大切に付き合うべきなのは、欠点があるのに嫌いになれない人です。

 

どれだけ欠点を知っても、どれだけ頑張っても嫌いになれないのなら、それは運命です。

 

お互いが、何があっても嫌いになれない、一生の存在だということに気付いて下さい。

 

自分の欠点を受け入れてくれる相手は、特別な存在です。

 

そして、その相手の欠点を受け入れられる自分も、相手にとっての特別な存在なのです。

 

どれだけ頑張っても嫌いになれない人を、大切にして下さい。

 

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