可能性を潰す言葉

 

「自分には無理」

 

「リスクが高すぎる」

 

「やっても無駄だ」

 

「くだらない」

 

このような言葉が口癖になっている人がいます。

 

今すぐ、この「否定語」を使うことをやめて下さい。

 

なぜなら、否定語には、みなさんを引き上げてくれる人や、みなさんを助けてくれる人を遠ざけるパワーがあるからです。

 

「自分には無理」や「リスクが高すぎる」という人に助言したいという人はいません。

 

応援したいと思う人はいません。

 

「あの人には何を言っても駄目だ」と思われて、有益なアドバイスや支援を受けることができなくなります。

 

「やっても無駄だ」「くだらない」という人に、新しいビジネスやプロジェクトの話を持ち掛けてくれる人はいません。

 

さらに、否定語には、人間の思考を停止させるパワーがあります。

 

「無理」「無駄」と思った瞬間に、脳はそれ以上深く考えることをやめてしまうので、どんなに可能性があっても、課題を解決する方法を探さなくなってしまいます。

 

例えば、「海外に移住するという方法があります」と紹介された時、みなさんはどのように感じますか?

 

恐らくほとんどの人が、「日本での仕事があるから無理」「日本に家があるから無理」「言葉が分からないから無理」と言います。

 

この瞬間に、みなさんの脳は考えることをやめて、海外移住できる方法を探さなくなります。

 

しかし、本当に無理なのでしょうか。

 

例えば、「国名+不動産」で検索すると、世界のほとんどの国には不動産業を営んでいる日本人がいることが分かります。

 

これで住まいを探すことができます。

 

「国名+ビザ取得」で検索すれば、長期滞在する権利を得るための条件がわかります。

 

子どもの教育環境が心配だという人もいますが、日本よりも安い費用でインターナショナルスクールに通わせることができる国もあります。

 

例えばマレーシアでは、年間50万程度の学費のインターナショナルスクールがあり、英語も中国語もマスターすることができます。

 

これに日本語を加えた3か国語ができれば、子どもは世界のほぼ全てのビジネスシーンで活躍できる土台がしっかりとできます。

 

次に、どのようにして収入を得るか考えてみます。

 

例えば翻訳やライター、デザイン関係の仕事なら、デジタルデータで納品できるので、どこにいても仕事はできます。

 

あるいは「海外就職」と検索すれば、海外の求人サイトが沢山出てくるので、日本にいながら日系企業の海外支社に就職するという方法もあります。

 

自分の脳をフルで回転させて、情報を探し、可能性を論理的に突き詰めていって下さい。

 

そうすれば、達成を阻害する要因が明確になり、それらを1つ1つ排除するアイデアも思いつくはずです。

 

「自分には無理」と言ってしまう人が、このように深く調べたり、考えたりするでしょうか。

 

否定語を発することは、自分の可能性を自分で潰してしまう、恐ろしい行為なのです。

 

自分の可能性を潰さないためにも、否定語を使うことはやめて下さい。

 

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