適応力

 

規則正しい生活をしていますか?

 

家でも学校でも言われた事あると思いますが、今の時代には少し違うのではないかと思っています。

 

なぜなら、今は変化の時代予測できない時代と言われています。

 

何が起こるか分からない時代に一番強いのは「変化に強い人」だと思います。

 

決して、規則を破ろうなんてことは言ってません。

 

そうではなくて、「規則正しい生活をするのが良い」という考えを疑ってみようということです。

 

みなさんは一時間の時差は感じますか?

 

一時間の時差なんて全く感じない人も多いと思います。

 

一時間どころか、二時間や三時間の時差だって感じない人もいると思います。

 

欧米だと、時差が七時間から八時間や十時間以上あるので、夜中に目覚めてしまったりするので体感で時差を感じますが、数時間の時差はこういったことがないので感じない人もいると思います。

 

数時間の時差を感じる人は規則正しい生活をしているからだと思います。

 

それに対して、毎日寝る時間が違ったりと規則正しくない生活をしていることによって、数時間の時差はいつもと同じことなのです。

 

だから、そういった時間の変化に鈍感になっているのだと思います。

 

鈍感という言葉ではなく、もっとよく捉えれば変化に対して全く違和感なく適応できているということだと思います。

 

変化の時代、予測できない時代には、肉体にしても、精神にしても、どこまで適応できるかを求められていると思います。

 

そこには多少の「遊び」が欲しいと思います。

 

グローバル人材育成において、その環境で成果を出す人の能力の一つとして「異文化適応力」というものがあります。

 

入社からずっと同じ会社で仕事をしていたら、その会社の常識のが自分の中に染み付いてしまうことがあります。

 

もちろん、みなさんも世界には様々な常識があることは分かっていると思います。

 

でも、実際日本ではない国に行って、現地の人たちと仕事をしようと思った時、愕然としたり、それがストレスになると思います。

 

頭では分かっていても身体と心がついていかないのです。

 

その人からしたら常識なのかもしれませんが、それだって本当は、日本での常識ではなく、会社それぞれの常識の可能性もあります。

 

言い換えれば、規則正しい生活を送っていることで、身体がちょっとの時差も感じてしまうことあるように、ちょっとの常識の違いに心が適応できないことがあると思います。

 

どうしたらいいのか?それはすごく簡単なことです。

 

規則正しい生活をしないことだと思います。

 

そして、同じような人たちばかりと付き合わないことだと思います。

 

皆さんの日々の日常の中に、どれだけ「変化」を持ち込むかではないでしょうか。

 

「規則正しい生活をするのが良い」という常識を疑ってみて下さい。

 

そして、不規則な生活を楽しんでみて下さい。

 

でも、時間的な不規則よりも、同質の人たちとばかり話さないようにすることは意識しても良いと思います。

 

全く違う様々な人たちと付き合うことが、変化に強い自分をつくるのだと思います。

 

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