みなさんは、過去のちょっとしたことをいつまでもくよくよしたり、すぐ引きずったりしていませんか?
そういう人は、考えが前向きでなく、常に後ろ向きになってしまっているのでとても変化しにくいと思います。
過去の失敗を忘れることができないのはしょうがないことだと思います。
しかし、過剰に気にしているとすると、後に影響してくると思います。
後ろ向きだと何がもったいないと思いますか?
それは、そもそも起きてしまったことをあれこれ悔やんでも、結果を変えることはできないし、元には戻らないからです。
しかし、過去の反省は必要で、同じことを繰り返さないようにするためには立派なことですが、反省しても特に何も変わる要素がない場合は、ほどほどにした方がいいと思います。
いつまでもくよくよし、引きずる体質・習慣の人は、次に何か起きてもまた同じようによくないことが起きるのではないかとばかり心配して、前に進むことがやりづらくなるのだと思います。
本人は、心配ばかりするから前に進めないということを分かっていません。
なので、「気になるんだからしかたがない」と思っている人も多いと思います。
問題の原因が何で、結果が何で、こうすれば回避できたかも知れない、などあまり整理されていなかったため、もやもやするのだと思います。
方法はいろいろあると思いますが、たとえばそれを全部紙に書き出すことをし始めてみるなど、頭の中を整理することで変わってくると思います。
また、自分を持っている人も、変化しやすくなると思います。
そういう人は、変化することで何か失ってしまうのではないか、という心配がなく、より良い事なら何でもやってみようという考え方だからです。
なので自分を持っている人は強く、心に余裕があり、よいことならあまり躊躇せずに取り入れることができるのだと思います。
成長力が強いとも言えると思います。
「自分を持っている」を言い換えると、自分に自信がある、自分の軸が決まっている、価値観などにあまり迷いがなく、きっとできると思えている、などです。
そうすれば、ぶれる心配があまりないのでむやみにガードが固くならないと思います。
自然体なので、リラックスして相手や状況に合わせることができるようになると思います。
よければやればいいし、そうでもなければ、様子を見ていればいい、という余裕の態度を取ることができるようになります。
そういう人は、どんどん変化できる人なのだと思います。