多くの人がトップを目指して頑張っていますが、トップになれるのはたったの一握りです。
しかも、トップになると注目を浴び、足を引っ張る人や敵が多く出てきます。
つまり、「目立つこと=リスク」になるのです。
しかし、脇役は主役ほど目立ちません。
ですから、主役に比べて、足を引っ張られるリスクが少なくなるのだと思います。
日本という国では、目立つこと自体が「リスク」になるのではないかと思っています。
それに本物の資産家は決して表に出ないと思います。
成功している人をつぶさに見ていると、ある共通点があることに気付きます。
それは、「無邪気」だということです。
集団で行動していると、成功している人はたいていグループからはぐれて、迷子になってしまうことがあると思います。
思い立ったらすぐ行動するので、周りが見えなくなるのだと思います。
「今、一人で別行動したら、他の人に迷惑がかかるかも」ということは一切考えず、自分の好きなことを最優先するのです。
まさに、「本能のおもむくままに生きている」ともいえると思います。
「いい大人が」と言われそうですが、いい大人こそ好奇心旺盛であるべきだと思っています。
わからないことをわからないままにししないのです。
「あきらめ」や「妥協」は必要ないと思います。
そして、「やりたいことのためならすべてを捨ててもいい」という覚悟があります。
むしろ、それすら考えていないかもしれません。
ビジネスの上でも同じことが言えると思います。
普通の人は、何かするときに上司や責任者に許可をもらってから行動を起こすと思います。
しかし、成功している人は、まず行動し、後で許しをもらいます。
つまり、事後承諾。
いつも「言い訳」を考えながら、行動をしているというわけです。
というのも、誰かの許可を待っている間に、チャンスが逃げてしまうことが多いからです。
時間の差がチャンスの差だと思います。
「いつかやろう」と思っている人は、大抵やらないものです。
しかし、頭がいい人ほど、行動を起こす前に頭であれこれ考えてしまうため、かえって動けなくなってしまうようです。
成功者はまず誰かに許可を取りません。
全て「自己責任」で動くのだと思います。
成功するために必要なのは、「仮説」を立てて、それを証明するために「実験」をすることです。
実験の繰り返しこそが、成功に繋がるのだと思います。
自分で証明するから、人の意見や承諾は関係ない、ということです。
思い立ったら、まず行動。
失敗した時には、うまい言い訳をすればいい。
成功するためにはどうすればいいか?ばかり考えるのではなく、実験を重ねていくことで、だんだんと真実に近付くのだと思います。