社畜から脱出

 

皆さんは、「社畜生活」の事を考えたことはありますか?

 

たとえば、サラリーマンは、平日の8時間という「時間」を会社に投じることで、毎月の給与である「お金」を得ています。

 

そのお金は、家賃あるいは家のローン、食料、衣服などの「プロダクト」に消費され、残ったお金は定年以降の生活のために「貯金」に回されます。

 

これが一般的なサラリーマンの生活だと思います。

 

もし、それだけに終始してしまうと、とても味気ない人生に陥るかもしれません。

 

「頑張ったってどうせ給料は増えない」

 

「食事は全て安いチェーン店だけで済ませよう」

 

というように、どんどん消極的な思考・行動に変わっていくからです。

 

その考えに行きつく先は、サラリーマンであれば「社畜」と呼ばれる人たちです。

 

もちろん、「目に見える資産」は生活には必要です。

 

しかし、それだけで十分なわけではありません。

 

「見えない資産」にフォーカスを当てて積極的に投資することで、社畜人生を脱することができると思います。

 

「ただ毎日働くだけではなく、転職の可能性や起業の道を探ったり、他の業界でも通用するスキルを磨いておく」

 

「健康に気を付けて食事を見直し、運動もして、60歳以降も長く働けるように自己管理をする」

 

「自分の時間で他業界の知り合いや外国人などと交友関係を築き、会社以外の人間関係を構築しておく」

 

このように、投資の概念を自分に取り入れると、人生は大きく変わると思います。

 

というより、個人が戦略的に生きていかないと、生き残れない時代に突入するのです。

 

個人の「見えない資産」への投資は、一般的に「自己投資」と呼ばれます。

 

自己投資をすることで、リスクの大きい社畜生活から抜け出す事ができるのです。

 

世の中は、貴重なものほど価値が生まれます。

 

一般的に物やサービスには「市場価値」が存在します。

 

そして、あなた自身にも市場価値があります。

 

他人とは違う経歴があったり、自分にしかできない能力を持ったりすることで、「替えの利かない人」になることができます。

 

「目に見えない資産」の特徴は、その人自身に紐づいて、他の資産と交換できないということです。

 

たとえば、英語のスキルをプログラミングのスキルに替えることはできません。

 

現金は人にとられますが、知識は人からとられません。

 

そうした資産を個人の中に溜め込んでいく必要があるのです。

 

さて、皆さんは今、どれだけの「見えない資産」を持っていますか?

 

名刺から会社名を取った時に、皆さん個人の力でどれだけのお金を稼ぐことができると思いますか?

 

そう考えると、皆さんの「評価」だって資産です。

 

もしかしたら、今の会社で頑張って成果を上げても、毎月の給料はあまり上がらないかもしれません。

 

しかし、そんなときこそ「投資の考え方」です。

 

短期的な給料を見るのではなく、長期的に稼げる力をつける。

 

そのように「見えない資産」を意識するようにしてみて下さい。

 

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