FXは、外貨を買って、その外貨の価値が上がった時に売れば、買った時の差額が利益となります。
たとえば、外貨として1番身近なアメリカのドルを買うことにしましょう。
計算しやすいように、1ドルが100円で説明します。
たとえば、1ドル買うには、日本円は100円支払う必要があります。
1ドルが100円の時に勝った場合、翌日101円になっていたとします。
この時に、1ドルを売れば、儲けは1円です。
ずいぶん小さな話になってしまいましたが、次は買う単位をもう少し大きくして考えてみて下さい。
1ドルが100円の時に、1万通貨…つまり1万ドル買ったとします。
同時に1円上がれば、儲けは1万円になります。
要するに、買ったドルが買った値段よりも上がった時に売れば儲かる。
ただそれだけなのです。
しかし、実際は多くの人がFXで失敗をします。
儲かることもあるのですが、それ以上に損をしてしまうからです。
その理由は簡単なことです。
買ったドルが、自分の希望度通りに上がるかどうかがわからないからだと思います。
FXで失敗する人は、自分の希望を信じたいと思ってしまうのです。
「多分上がるだろうな」
「上がって欲しいな」
「上がったら、これだけ儲かるな」
というように、思っている人も多いと思います。
「上がるか、上がらないか」
「丁か半か」
皆さんは、この2つ似ていると思いませんか?
だから、よくギャンブルだと勘違いされてしまうのだと思います。
でも、ギャンブルと同じやり方をしている人は、沢山いると思います。
「昨日下がったから、多分上がると思う」
「これだけ上がったから、そろそろだろう」
というような考え方で、FXを行っている人です。
このようなやり方でFXを行っている人は、勘を頼りに判断しているので、勝負は五分五分。
運が悪ければ、今日は大負けだというようなことになってしまうのだと思います。
しかし、FXはギャンブルではないのです。
FXは、ギャンブルではなく、勘の部分をなるべく排除して、計画的に、戦略的に行うものです。
投資というのは、ほとんどそういうものだと思います。
したがって、投資を行うには、自分が資金を出す社長の役割と資金を使ってお金を動かす社員の役割の両方を分担しなければならないのです。
さらに、投資には資金が必要なので、お金を管理する経理的な仕事も含まれると思います。
FXは、世界の通貨を取り扱うので、グローバルな考え方も必要です。
FXで成功することができれば、会社を経営して成功させたのと同様に思っていいと思います。
FXに必要なマネーIQは、実はビジネスで成功するためのIQも含んでいるのです。
FXでは、さまざまなIQが必要なのです。