心の眼鏡

 

人は誰もが、自分の心の眼鏡を通して世界を見ています。

 

そして、その眼鏡レンズには、その人なりの色がついています。

 

心の眼鏡レンズには、物事を楽観的に捉える「楽観レンズ」と、悲観的に捉える「悲観レンズ」の2つがあります。

 

一流の人は、楽観レンズの入った眼鏡をかけています。

 

そしてそのレンズの度が強ければ強いほど、怒る事すべてが輝いて見えます。

 

二流の人は、悲観レンズの入った眼鏡をかけています。

 

そしてそのレンズの度が強ければと良いほど、あらゆることをマイナス方向に捉えてしまいます。

 

一流の人は、どんなピンチの時でも光明を見つける事ができます。

 

また、苦しい状況でも「良い経験をさせてもらっている」と、その状況を楽しむ事ができます。

 

逆に、二流の人は、普通の人が受けてしまうような事まで深刻に捉え、クヨクヨと悩んでしまうのです。

 

とはいえ、自分のかけているレンズを変える事はそれほど簡単な事ではありません。

 

まずは、自分がどんなレンズの眼鏡をかけているのかを認識する事から始めてみて下さい。

 

そして、もし自分が「悲観レンズの眼鏡をかけているな」と思ったら、意識的に物事を楽観視してみて下さい。

 

物事を楽観視する努力をする事は、皆さんの心を磨き、よりよい生き方に繋がるのです。

 

「成功を収めるためには人脈が不可欠」という話をよく聞くと思います。

 

なかには、「コネを作る」事を目的に、パーティーに足しげく通い、そこで出会った人たちと片っ端から名刺を交換している人もいます。

 

こういう人は、名刺の数が人脈そのものだと思い込んでいて、ひたすら新し人と名刺を交換する事に尽力しているような印象を受けます。

 

一流の人は、やみくもに人との出会いを求める事はしません。

 

見ず知らずの人とコネを作る事より、今、自分と繋がりのある人との「縁」を心から大切にしているのです。

 

そして、その人達との関係を深める事を意識して行動します。

 

それが、新たな出会いのきっかけになる事を良く知っているからです。

 

一流の人は、目の前にいる人に喜んで貰う事に集中し、自分の魅力を高めていきます。

 

皆さんも、「縁」を広げたいと思ったら、目の前にいて自分を支えてくれている人、自分の元にやって来た人を大切にして、「与える事」で喜ばせてみて下さい。

 

そうすれば、黙っていても新たな「縁」がどんどんやって来ると思います。

 

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