一流の人や成功者は、「誇り」つまり、「自分との約束事」を何よりも大切にします。
そしてその誇りを傷つけずに生きています。
誇りを心の軸にしているのです。
なので、想定外のトラブルが起こった時もうろたえる事がありません。
一方、二流の人はいくらしっかりしているように見えても、想定外の事が起こるとうろたえます。
自分との約束事がないから動揺してしまうのです。
一流の人は言動に一貫性があります。
そして、山のごとく、どっしりと動かない人には不思議なオーラが宿ります。
だからこそ、周りを惹きつけるのです。
一流と二流との違いは、自分より立場の弱い人に対する態度に表れます。
例えば、自分より下の立場の人と初めて会った時に高圧的な態度を取る人は、それだけ高い地位にいようが、どれだけ資産を蓄えていようが二流です。
こういった行為は、自身のなさの裏返しであり、相手から見透かされてしまうものです。
一流の人や成功者は、立場が下の人と接する時でも決して高圧的な態度を取る事はありません。
まず相手の気持ちを理解して緊張を和らげようとします。
自分に自信があるので、いばらなくても自分の立場が揺らく事はないと心得ているからだと思います。
相手からすれば、その姿勢は非常に魅力的に映ります。
人は往々にして、出会う人の地位や肩書きから相手に対するイメージを膨らませます。
そして、そのイメージからはずれる事が起こると感動を覚えるものです。
一流の人や成功者はその事を良く心得ていて、相手の持つイメージと逆の事をやります。
すると、相手はそのギャップに惹かれ、一生懸命尽くしてくれるようになるのです。
私は、人がこの世に生まれてきた理由の1つに「人を喜ばせるため」があると思います。
与えるものはさらに与えられます。
ギフトを送る人は、与えたものが返ってきて、結果的に幸せになるのです。
笑顔も、言葉も、共感もすべて相手へのギフトです。
ですから、皆さんが出会った人に渡せるギフトは数限りなくあると思います。
このギフトを送り続けていくうちに、皆さんは自分で想像するよりはるかに高みに「押し上げられる」事になります。
人は2種類に分けられます。
それは、喜びや感動を与える側と、与えられる側です。
言い換えれば、「会いたいと言う側」と「会いたいと言われる側」です。
皆さんも一流や成功者を目指すなら、「会いたいと言われる側」に回って下さい。
一流の人は小さな事を誰よりも大切に積み重ねています。
「あなたに会いたい」、そう言われる人生を送って下さい。