二流の人はピンチが訪れると、必要以上におろおろと取り乱して大騒ぎをしています。
しかし、一流の人や成功者は、ピンチの時でも落ち着いていて、やるべき事を冷静に分析したり、時には冗談を飛ばしたりして、周りの人達を安心させようとするものです。
一流の人は、「本当に大切な事」と、「たいした問題ではないこと」の区別が明確です。
ですから、めったなことでは心を乱しませんし、たとえピンチになったとしても、本質的な部分をしっかりと見定めて進むべき道を見いだし、難局を乗り越える事ができるのだと思います。
「何が大切で、何は捨ててもいい部分なのか」、それを見分けられるようになりたいものです。
皆さんも、本質を見て難局を乗り切れるようになって下さい。
例えば、楽しみにしていたイベントの日に大雨が降った時、皆さんはどうしますか?
ここで無き事を言う人は二流です。
泣こうがわめこうが雨が止む事はないからです。
一流の人や成功者は、「怒ってしまった事」や「自分ではどうにもならない事」をいつまでも引きずる事なく、「じゃあ、どうする?」と、すぐに次の手を考え始めます。
イベントの日に雨が降れば、そのイベントを雨の日なりに楽しむ方法を考える訳です。
仕事がうまくいかない時同じです。
彼らは、二流の人が焦ったり、落ち込んだり、もがき苦しんだりしている間に、「こんな時もあるさ」と開き直って、その時にしかできない勉強をしたり、休暇を取って充電期間にしたりして時間を無駄にしないようにします。
つまり、うまくいかない時間を、未来へ向けた布石を打つための時間に変えてしまうのです。
一流であれ、二流であれ、うまくいかない事は沢山あります。
そんな時にどう考えるかで人生の質が大きく変わるのです。
もし皆さんが、自分ではどうにもできない想定外のトラブルなどに巻き込まれたらこう考えてみて下さい。
「自分に起こることすべての事は、人生を輝かせるためのエンターテインメントである」という事です。
きっと心が軽くなるはずです。
皆さんも、自らの人生を輝かせる演出家になってみて下さい。