オープンマインドとは、その言葉の通り、心を開く事です。
自分の心を開く事がなぜ相手を知る事に繋がるのか、そんなに難しい話ではないと思います。
だって、心を開かない人には相手だって心を開かないからです。
では、どうしたらオープンマインドにできるのでしょうか?
そんなの簡単な事です。
素直になればいいだけの事です。
素直に自分をさらけ出すだけの話です。
そんなの簡単じゃないと思われる方もいると思います。
しかし、おそらくみんな、小さな子供の頃は素直で無邪気だったはずです。
それが年齢を重ねる間に、いつの頃からか素直に自分をさらけ出したり、心を開く事をしなくなってしまったのはなぜなのでしょうか?
素直に意見を言って、人からどんなふうに思われるんだろう?とか、バカだと思われるんじゃないかとか、否定されるんじゃないかとか、だんだん周りの人からの評価が気になってきて、素直に自分をさらけ出す事ができなくなったのかもしれません。
しかし、オープンマインドになる事は大人になってからでもできると思います。
そして、オープンマインドになる事を経験した人たちは、比較的、心を開きやすくなります。
それは、「自分が心を開いた方が物事がうまくいく。相手との関係がうまくいく」という経験を手に入れたからです。
つまり、その方が自分にとっても得だからという事です。
つまり、相手を知る為にはまずは自分がオープンマインドになった方がいいという事です。
そして、オープンマインドになる事は大人になってからでもできるという事です。
「上司が何を考えているか分からない」とか「部下の気持ちが分からない」とか、相手の気持ちが分からない時、それはもう聞いてしまうしかないと思います。
しかし、実はこの相手に聞くがなかなかできない人がいます。
そして、もし聞いたとしても、相手が心から素直に話してくれるか、あるいは、深いところまで話してくれるかどうかはまた別の話です。
まず、その時に皆さんが心がけてほしい事があります。
それは、「傾聴のスキル」というものです。
まずは、にこやかに笑顔です。
だって、眉間にしわを寄せて怖い顔をしている人に対して、リラックスしながら本音を話したりしないと思います。
なので、まずは雰囲気をつくる事です。
場の空気をあたためるという事です。
アイスブレイクとも言います。
そして、次には「ちゃんと聞いている」という姿勢が大切だと思います。
すごく簡単ですが、例えば、相手の話を頷きながら聞く事です。
聞いているという意思表示をする事はとても大切な事です。
あともう1つは、「ミラーリング」というテクニックですが、相手が笑ったらこっちも笑い、相手が机に肘をついて手に顎を乗せたらこちらも手に顎を乗せたり、あとは声のスピードやトーンを合わせる事も大事です。
相手の鏡のようになるのです。
そうする事で相手に心理的安心感を与えると言われています。
そして、少なくとも絶対に気を付けたいのは、相手の話を途中で遮る事です。
このような事を、明日から気を付けて見て下さい。
分からない事はどんどん相手に聞いてみましょう。