行動できない理由

 

皆さんはこれから、時給思考で日々を過ごしていこうと考えている事だと思います。

 

しかし、多くの人が、自分の今の時給を知らずに日々を過ごしています。

 

「あなたの今の時給を教えて下さい」

 

これにすぐに答えられますか?

 

答えられない人が多いはずです。

 

現状の自分の時給を答えられない時点で、時給思考はできていないという事なので一度計算してみて下さい。

 

例えば、月収30万円の人で、週に40時間、月に160時間ほど働いている人の時給は、「30万円÷160時間=1875円」です。

 

では、もう少し年収別に考えていきましょう。

 

年収1000万円の人の時給は、約5000円です。

 

1000万円÷12ヵ月=84万円

 

1ヵ月に20日間働くとすると、日給約4万円です。

 

1日8時間働くとすると、時給は5000円です。

 

これに従って考えてみると、「年収3000万円では時給1万5000円」「年収1億円では、時給5万円」になります。

 

時給5万円に気後れしてしまう人もいるかもしれませんが、時給5000円なら稼げそうな気がしませんか?

 

目標があったり、やりがいを感じながら会社員をしている人を私は尊敬します。

 

給料で生きているうちは、自分のやった分のお金は貰えないからです。

 

自分が頑張っただけのお金をもらいたいと考えるのが、人情だと思います。

 

でも、組織に入れば、どこかで誰かにあなたの頑張って稼いだお金が、搾取されているのです。

 

努力や能力ではなく、年度や年齢で給料の金額を決められるようなシステムの中で働くのは悲しいかと思います。

 

皆さんがやった分だけ、お金がもらえるシステムの中で働く事を強くお勧めします。

 

人に収入を決められているうちは、時給への感度は上がっていきません。

 

自分の能力や努力がお金になるからこそ、お金に真剣になれるし、時給への感度が上げられるのです。

 

幸せな気分を味わいながら収入を得るには、時給を自然に意識できるような環境をつくるのが1番です。

 

人間は、1年後、3年後、5年後の目標を設定しても、なかなかうまく達成できません。

 

なぜなら、単純にあまり長いスパンで目標を設定しても、行動が明確にならないからです。

 

何をやればいいのか、という事が明確でなければ、行動できないのが人間です。

 

だからこそ、時給思考が大切なのです。

 

この1時間何をするのか、という事が明確なら、迷いなく行動ができます。

 

自分の大きな目標を、目の前の1時間の行動に落とし込むには、やはり3年先などの長期目標では長すぎると思います。

 

だからこそ、1ヵ月という短期の目標を立て、それを回転していく事が、達成のカギとなるのです。

 

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