成功者の多くは、次のような共通点があります。
彼らは、昔人生のある時期に死を意識して、その後の人生を計画的に生きているのです。
これに対して、死を意識していない人達は、自分が永遠に生きられるのかの如く、日々を無為に過ごして生きています。
人はなぜ、死を意識すると計画的に生きれるようになるのでしょうか?
死を受容した人には、自分の人生でやっておきたい事が見えてくるからです。
「どうせいつか死ぬのだから、生きているうちにこれをやっておきたい」
と考えて、残りの人生が意義のあるものになるよう、精一杯生きるのです。
しかも、そこで彼らが「やっておきたい」と考える事は、成し遂げるためには結構骨が折れる事や、スケールの大きな事ばかりなのです。
自分の人生を懸けるのだから、当たり前と言えば当たり前かもしれません。
ですが、骨が折れる事や大きな事を成し遂げるためには、気合で一気に進めるのではなく、淡々と計画的に進めるプロセスが必要なのです。
この機会に、皆さんも死を受容してみて下さい。
今から30年後か、50年後かを想像し、病床で、あなたが子や孫に見守られている姿を鮮明にイメージしてみて下さい。
「もっとこれがしたかった」
「あれをやっておきたかった」
皆さんの中でもそんな風に後悔する方がいるかもしれません。
だったら、そのこれやあれを、今からやっておけばいいのです。
それが、人生を有意義に生き切るという事です。
自分はこの人生で、何を学び、何を成し遂げたいのか。
長期的な成功者たちは、多くの場合、「今年は何をやる」「来年は何をやる」と、年間計画を積み重ねて生きています。
「今年はこれを、これだけ進めておきたい」
と考えて生きているから、彼らの人生には迷いが少ないのです。
年間計画を成し遂げたければ、月間計画を立てる必要があります。
月間計画を成し遂げたければ、週間計画を立てる必要があります。
週間計画を成し遂げたければ、日間計画を立てる必要があります。
というふうに、1年の計画が1日レベルまで細分化される事により、結局、日々のスケジュールに至るまで迷いなく行動できるようになるのです。
時間というものが貴重な命の断片であるという事を理解して、年間計画で淡々と進行する事をお勧めします。