「好きな事で稼ぎたい。でも、好きな事では、なかなか食べられないので不安です」という人は多いと思います。
「好きだけど、出来ない事」は、ただの憧れです。
「世の中には、好きな事で食べていこうという本が沢山あって、ホリエモンさんは好きな事だけをして稼いでいるじゃないですか」という人がいます。
堀江貴文さんが努力しているように、自分もできるようになればいいのです。
稼げるようになるためには、できる事を勉強で身につけます。
ただ「好きだ」というのは単なる憧れです。
憧れは、お客様にしかすぎません。
「ディズニーランドが好きだ」というのはいいのです。
サービスする側になると、お客様とは違い、大変なノウハウを勉強しなければなりません。
ディズニーランドのショーで踊るダンサーのオーディションは難しいのです。
オーディションの為の予備校もできています。
ディズニーランドでダンサーになるのは難関なのです。
ダンスのオーディションになかなか通らないのです。
もちろん、ディズニーランドで働き始めてからもトレーニングをしますが、お客様にレベルの高いものを見せないといけないので、最初からある基準に達している必要があります。
その基準に達していない人は、憧れたままお客様として行けばいいのです。
客間で行くのと、働く事は圧倒的に違います。
まず、この違いに気づく事が大切なのです。
「自分はずっと客として言っていたから働けるはずだ」と思うのは勘違いです。
どんな仕事でも、客として行くのと、働くサイドでいるのとは天地の開きあります。
本が好きだから、本が書けるわけではありません。
本を読むのが好きな事と、本を書く事は全く違うレベルです。
本は好きに読めばいいのですが、書くためにはコツコツとした作業をしなければならないのです。
不安の中には、「自分はもうこんな歳なのでチャンスがない」と、年齢に対するものもあります。
転職では、一般的に35歳までという基準があります。
「転職しようと思うんだけど、自分はその年齢を超えているので」という人がいます。
実際には、能力のある人は採用になります。
年齢は関係ありません。
若くても能力がなければ採用にならないし、基準の年齢を超えていても能力があれば採用になります。
「自分はもうこんな歳なので、なかなか採用にならない」「面接で通らない」というのは、能力のなさを年齢に責任転換しているだけです。
「だって、自分より若い人が通っているから」と、自分より年上の人も通っているところを見ないのです。
それは、単に分かりやすい言い訳を年齢に置き換えているだけなのです。