アフリカのことわざ

 

アフリカのことわざに「早く行きたいなら1人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」というものがあります。

 

圧倒的に成果を出す人は、自分1人でできる事の少なさや小ささを知っています。

 

その為、「周りをどうやったらうまく巻き込む事ができるのか?」を構想する前から考えています。

 

周りをうまく巻き込むためには、自分はどうあるべきか、どのように行動するべきかを考える事になります。

 

独りよがりな人では成果を出しにくいからです。

 

「周りを巻き込む」という考えには、様々な事が含まれていると思います。

 

まず、目標やその道筋が見えています。

 

見えているというか、明確になっていると言えばわかりやすいと思います。

 

例えば、あの山に登ろうと思った場合、どうやって登るのが1番良いのかを考え、その考えに基づいて巻き込む人が浮かんでいます。

 

つまり、周りを巻き込むには、全体が見えている必要があります。

 

視野が広くなければできません。

 

視野を広げるには、次の事を考えなければいけません。

 

・先の事から逆算してどのような事が起きるのか?

 

・その際にどういう人がいたらいいのか?

 

・どういう座組でやっていればいいのか?

 

また、巻き込む人が見えたとしても、「どうすれば、その人は巻き込めるのか?」を考えなければいけません。

 

お金で解決できる事もありますが、お金では解決できない事もあります。

 

そもそも、相手が納得して協力してもらえるぐらいのお金を持っている人の方が少ないからです。

 

つまり、「お金以外の要素で周りの人を巻き込む事ができるか?」がとても重要な事になります。

 

圧倒的な成果を出す人は、「周りを巻き込もうとする」マインドを持っているわけですが、更に分解すると、「お金以外の理由で、周りを巻き込む事ができる人」と言えます。

 

お金以外の理由で、周りを巻き込むのは、平たく言えば、人間力と言ってもいいかもしれません。

 

巻き込みたい相手に「あなたが言うなら、協力するよ」と言わせるぐらいの人間力を培っているかどうかです。

 

私達がどうあるべきか、振る舞うべきか、話を持っていくべきか、日頃の行いや信頼関係が問われます。

 

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