10秒で行動できる人は、考えはしても、悩む事をしません。
常に行動できない人の多くは、「すぐ悩む」という特徴があります。
「今後この仕事を続けていくべきか悩んでいるんです」
ごく普通の日常会話で「悩む」という言葉をよく使う方は要注意です。
「考える」と「悩む」は、似たような言葉ですが、意味は全く違います。
「考える」とは、論理的思考法を使って、何らかの解決を図る為に頭を使う事です。
一方「悩む」というのは、「行動に結びつかないように考える」事です。
解決を図ろうと考えながらも、結論を出さず、行動にも結び付けません。
そして、それを「考えている」と勘違いしてしまいます。
悩みたい人は、次の事をすればすぐに悩む事ができます。
①ネガティブな気分に浸る
②結論を出さず堂々巡りをする
③出来ない理由をとことん探す
④他人に相談するが、アドバイスを活かさない
⑤結論が出たとしても行動しない
これだけやれば、完璧に「悩む」事ができます。
逆に、次の5つをやれば「悩む」事から脱出する事ができます。
①ポジティブな気分に浸る
②仮でもいいから結論を出す
③「どうしたらできるか」をとことん考える
④他人のアドバイスは自ら取捨選択する
⑤結論が出たら行動する
この5つのプロセスをたどるのが、「考える」という事です。
もしも考えて結論を出していれば、後は行動するだけなのですが、悩むのが好きな人は、行動を先延ばしして、相談をずっと重ねてしまいます。
そういう方は悩むのが大好きなのです。
とにかくいろいろな人に相談し、返ってきた意見をまた別の人に話して、「あの人はこう言っているけどどう思う?」と相談を繰り返しているのです。
占い師に相談するのが好きな人だと、何人もの占い師にお伺いを立てたり、おみくじを何本も引いたりしています。
もしもそんなサイクルにはまっているなら、1度、自分の姿を客観的に見て下さい。
すると気付く事があるはずです。