10秒で行動する人は、今のこの一瞬一瞬に集中しています。
そして、今できる事は「小さな事だけ」という事を知っています。
今の限界を知っているからこそ、やっている事があります。
それは「いらないものを捨てる」という事です。
今できない事や、今は取り組むべきでない事をどんどん捨てるのです。
いらない仕事、いらない物、いらない時間・・・など無駄なものです。
いらない物があると、今できる事の邪魔になります。
なぜなら、1日は24時間、自分が自由にできる時間や空間には限りがあるからです。
新しい事を始めるためには、スペースを空けないと、新しいスタートは切れません。
まず、時間から考えてみて下さい。
何となく続けている習慣や、ついついやってしまう不要な行動を捨てる必要があります。
例えば、帰宅後にテレビをぼんやり見る、フェイスブックなどのSNSばかり見ている、目的のないネットサーフィン・・・などです。
生活の習慣をチェックしてみると、無意識のうちに大きく時間を取られているものがあるはずです。
習慣化されているものは、やめようと思うだけでは、なかなかやめられません。
大事なのは「捨てる意識」を持つ事です。
いらないものを捨てると、時間的な余裕を確保できます。
空間的には、部屋にある不要な物を捨てます。
古い書類、古い本、古い服・・・などが出てくると思います。
スペースができてくると、新しいものを収めるスペースができるので、新しい行動がよりやりやすくなるのです。
仕事で考えても同じです。
新し仕事に就くためには、古い仕事を辞めなければなりません。
今に集中するためには、不要な物は捨てる事が大切だと思います。
しかし、「捨てるものがもったいない」という気持ちが頭をもたげるかもしれません。
「苦労して手に入れたもの」「なかなか手に入らない物」であればなおさらです。
本当に必要なものを残すのであって、「必要なものを捨てましょう」というのではありません。
言葉通り、不要な物を捨てるのです。
「捨てるために片付ける」と考えると心が喜びません。
しかし、「宝物を探し出す」と考えればまったく意味が変わります。
「捨てる」からこそ新しいスタートが切れるのです。