今あるお金を使い切ると、次のお金が入ってきます。
貯金がなくなる事を、怖がらなくていいのです。
お金は循環しています。
今のお金が無くならないと、新しいお金は入ってきません。
今のお金をそのまま残しておいて、次のお金を呼び込む事はできないのです。
今のお金が出ていくから、その真空になったところにお金が来るという感覚です。
今あるお金を全部勉強代に注いだ人が、次のお金を呼び込んでいくのです。
最近多いのが、「貯金がなくなったら怖いから」と、貯金を残して自己破産する人です。
貯金があっても、申請すれば自己破産できます。
貯金があって借金をするという人もいます。
貯金がなくなるのが嫌なのです。
そういう人は、貯金は触ってはいけないものとして、カードローン会社から借りるという不合理な事をします。
動かしたくない貯金は触らないで「お金が無くなった」と言うのです。
実際には、お金は無くなっていません。
「その貯金を使って勉強しなさい」と言いたくなります。
この感覚が雇われている側にはすごく強いのです。
雇っている側にはこの感覚はありません。
それでは、会社経営はできないのです。
とにかくお金を回転させていく資本回転率を上げる事が経営では大切です。
資本回転率を1よりも2、2よりも3・・・と、どんどん上げる会社が儲かっていきます。
これが、雇われている側になると「貯金は手を付けてはいけない」という逆の発想になるのです。
不安な人は、お金に限らず、今持っている何かがなくなるというのが、とにかく怖いのです。
例えば、レギュラーの仕事があります。
それがなくなる事が1番の不安なのです。
特に長く続いていればいる程、なくなるとショックが大きいです。
レギュラーの仕事がなくなるという事は、次の仕事が入ってくるチャンスです。
全くビクビクする事はありません。
レギュラーの仕事がなくなる事によって、勉強する時間も生まれます。
そこで一気に勉強すればいいのです。
そうすれば次の仕事が呼び込まれます。
「今の仕事がなくなったのに、次の仕事が入って来ないんですけど」と言う人には、「勉強しているか?勉強しなくちゃだめだよ」とアドバイスします。
今の仕事がなくなった時は、その時間で勉強する事で、次の仕事が呼び込まれるのです。