遅い決断

 

人生は、日々決断の連続です。

 

しかし、ハイリスクになればなるほど、決断できないという人が増えてきます。

 

決断をしなければ行動ができませんし、行動ができなければ、結果も得られません。

 

なぜ多くの人は、決断ができないのでしょうか?

 

それは、多くの人が「正しい選択をしたい」と思っているからです。

 

しかし、現実問題として、100%正しい選択などは、存在しません。

 

それは、未来に何が起こるかは、誰にも予測できないからです。

 

「この会社に入ったら正しい」「この人と結婚したら正しい」「起業したら正しい」というように、全ての人に正しい決断というものはありません。

 

人は、どの選択をしても「こうしておけば良かった」と、必ず後悔をします。

 

決断をする時に大事なのは、「正しい選択」をするのではなく、「点時点でベターな選択」を考える事です。

 

例えば投資の世界に置いて、ベストのタイミングで株を買うのは、ほぼ無理です。

 

相場は予測できないからです。

 

しかし、最高のタイミングを狙わなくても、最悪の状況を回避する事が大事なのです。

 

そして、その最悪な状況は、ベターな選択をとる事で回避する事ができるのです。

 

ベストな選択よりも、ベターな選択を意識する事で、より決断力が高まると思います。

 

また、ベターな選択だとしても、決断が遅くなれば遅くなるほど、ベターの度合いが下がってきます。

 

つまり、いくら正しい選択をしたとしても、その決断が遅ければ、その決断は期限切れになってしまうのです。

 

その逆に、ベターの度合いが低い決断だとしても、早く決断をしていれば、間違えた時に、すぐ軌道修正ができます。

 

よく若い頃は失敗しろと言いますが、若いうちなら、後から挽回が可能です。

 

これから先の人生、常に「今日」という日が、人生の中で1番若いわけです。

 

ですから、決断はできるだけ早くする事が非常に重要です。

 

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