あなたは、社会人になってから自分自身の「時給」を計算した事がありますか?
月給でしか考えないようになっていませんか?
ここでは、あなたの働き方と向き合うために、リアルな時給を計算してみましょう。
あなたの1日の仕事の為の拘束時間(家を出てから帰るまで)は、何時間ですか?
1ヵ月に何日働いていますか?
1ヵ月の手取り金額(税抜き後)はいくらですか?
「1ヵ月のお給料÷勤務時間」が時給です。
例えば、家を朝6時半に出て、7時には会社に着き、毎日24時くらいまで仕事をして、家に帰るのは24時半過ぎだとします。
18時間×23日=414時間
更に、手取りは20万円くらいだとします。
20万円÷414時間=483円
この例の時給がこれです。
私はこんな言葉を耳にした事があります。
「収入は世の中からの通信簿」
そういう意味では、先ほどの例だと通信簿は最悪ですね。
皆さんの通信簿はどうですか?
プロスポーツ選手は、自分の年棒を前年よりも上げる事にこだわります。
それは自己価値を上げる事、成長する事にこだわるという事です。
突然ですが、皆さんは給料が出なくても、今の仕事ができますか?
今の仕事が好きで、やりがいがあるからやっていると思っているかもしれません。
では、もし今の会社からお給料が貰えなかったとしても、その仕事をやり続けますか?
やりがいがあるから、タダ働きをしますか?
この質問に「イエス」であれば、本当にその仕事が好きで、やりがいの為にやっているのだと思います。
しかし、もし給料が貰えなかったら仕事はしないんだとしたら、それはお金の為に仕事をしているという事になります。
「この仕事が好きだからやっている」といくら力説しても、辞めたら食っていけない状況では説得力がありません。
逆に会社員をしながらでも、自分のビジネスを持ち、会社員以外の収入を持ったうえで、「会社員以外の収入源があるから、今の会社に勤めなくても生きていけるけど、今の仕事が好きだからやっているんだよね」と言えたら、本当に仕事が好きで、やりがいを持ってやっていると言えると思います。